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Sun, 27 Jul 2008
ハッチ保護
預かり中3匹の元飼い主Bさんが一人でお昼頃やってきた。
隠れていたチビチビクロが見事に出てきて抱っこされ
高いところでおとなしくしていたメロンが
Bさんの振る指にかわいらしく反応し、頭を傾げ
なるほど・・こういうコミュニケーションで生きてきた子たちであったかと
改めて実感できた。メロンのシッポはどのような怪我だったか、
病院で手術を受け、無くなったのだそうだ。
新ちゃんは終始足下であんあん鳴いて甘えっぱなしだった。
一匹だけアパートに連れて行った目の見えない子は、
その後程なく亡くなったとかで、彼女が「まだ使うかもしれない」と止めたのに
トイレ砂など捨ててしまった。
これを治してからでないと人に託せないとあぐねていた
チビチビクロの下半身のハゲは、聞けば「毎夏の事」。寒くなると治るそうだ。
8年間で築かれた信頼関係は深く太い。
私がどんなに頑張っても、年月に勝てないこともある。
チビチビクロの幸せを考えると、彼らと一緒にいるべきだと思えてならず
一匹だけこっそり・・の子が亡くなったのなら、この子を引き取れないかと聞いてみた。
チビチビクロはかすれたかわいい声で、鳴き声は問題にならない。
ペット不可の賃貸物件で、床や壁を傷めたらどうしようと気にしている。
段ボールを張ったり、敷物を工夫したり、しかるべき防御策を講じておけばよいのだ。
彼に相談してみると言って帰って行った。
メロンは2007年4月生まれで、まだ1歳と3ヶ月だった。
Bさんに刺激され、本来の自分を取り戻したようだ。
目をきらきらさせて、一人ではしゃぎ始めた。
テンション高くじゃれて、あちらこちら走り回っている。
この子はどこに行っても大丈夫、人との関係はこれからだもの。
河原行きの準備を始めた頃、にわかに空かき曇り、雷雲発生。
さいわい、少しだけ降って小康状態となり、大雨にならぬうち出発できた。
ハッチは待っていた。Oさんをせっついてa/dを沢山食べた後でも、
なにか言いたげにガオの道で私を迎えてくれた。
予定通りにケージを組み立て、簡単に身柄を確保した。
あまりにも簡単で、不安になったほどだ。
偶然来てくださった方の車にハッチを積み
もう一人居合わせた私の家を知っている人と、家まで運んでいただいた。
二人のおかげで、Oさんと一緒に他の子たちの配膳を進められた。
家に戻ってから、ハッチを中ケージに移して様子を見た。
水を飲み、ミルクを飲み、ゆったりと横たわって落ち着いている。
初めてのレボリューションをして(簡単にできた!)、
濡らしたタオルで目や顔や汚れがこびりついた胸元など拭いてみると
この8年もの間、ハッチを"全く触れない猫"だと思っていたのが
嘘のように、静かに身を任せて、気持ちよさそうにタオルに頭を押しつけてくる。
その後何度ものぞき込むたび、こちらをじっと見て、また横たわる。
話しかけると、声を出さずに口を開けて、返事もする。
辛いと言えば辛いような気もするけど、なんだかあたしほっとして
存分に休みたい気分なの、
そんな風に言っているみたいだ。

ハッチの口内炎は長患いだから、口の周りも胸もなかなかきれいにはならない。
いつだったか、MさんやOさんが「拭いてあげたい」と
ハッチを見るたびに気の毒がっていた。
ついに保護し、ついにそれをしている。
明日朝、仕事の前にゴロママ宅へハッチを運ぶ。
ゴロママとUさんが病院へ連れて行ってくれる。
どんな診断結果でも、ハッチのための最善を尽くすつもりだ。
ハッチ、シロママ、ズーズー、トラぴんクロスケ、ヨーコママ、コハチ、キジ丸、とっと。
確認猫数10。
土手の道を家に向かって戻るとき、雷が光って雨がぽつぽつ落ちてきた。
黒雲と雨の下を走る私の真正面に
赤く燃えながら日が沈んでいくのが見えた。
この美しい日没も含め、ハッチ保護のために
猫の神様が計らってくださった全てに感謝したい。
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