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Wed, 15 Oct 2008

銀ちゃんと姫ちゃん

白黒姫ちゃん、ちょっとシャイなかわいい子猫。
ずっとUさんの家で世話をしていただき
10月12日、お申し出をいただいたご家族の元へ旅立った。

姫ちゃんを保護したのは7月7日七夕の日。竹薮で猫たちの世話を終える頃
どこからかニャあニャあ、けたたましく泣く子猫の声に
Mさんとふたりであちらへ走りこちらへ走りして見つけた。
姫ちゃんの居た畑は、ぐるりとネットや柵に囲まれ、簡単には入れない。
Mさんも私も猫のお母さんの気持ちになって、こっちこっちと必死で呼んだ。
声を聞きつけて飛んできたちっこい子は、こちらの姿を見てぎょっとし
「うそつきー、おかあさんじゃない・・」と身を翻す。
それを何度かするうちやっと畑の外に出す。
密集した枯れ竹の中を
縦に駆け上って魔の手を逃れたところを御用となった。

ウルトラマンサビちゃんに会いがてら、姫ちゃんの様子を見たくて行くも
人見知りして逃げ回る。
Uさんにかわいがられ、なついて、お家にも馴染んでいた。
Uさんにしか心を開かない子になってしまったのだろうかと
思ったけれど、心配はしていなかった。
なにしろ彼女は、保護猫と別れる経験を山ほど積んでいるのだ。

姫ちゃんに会いに来てくださった方が、
ごめんなさいと、ほかの保護っ子「銀ちゃん」を見そめ
迎えてくださることになった。

これは、わたし的には全くOKなのだ。

 
シロママの子でひとりだけ、お家猫になったミーシャ
 
戻された日のチコちゃん  パパの膝で眠るチコちゃん

いつだったか、
ミーシャと不仲だったチコちゃんが戻された。
簡単な決定ではなく、家族会議を開き、何が最善か考えに考え、悩み、
心を痛めながらの「返却」だった。
これも私は尊重している。無理をすべきではないと思っている。
翌日チコちゃんはお見合いに参加した。
「決まらなかった・・」と聞いて、ミーシャのママがたまらなくなり、
なにがなんでもなんとかすると、再びチコちゃんを引き取りに駆けつけてくださった。
決まってしまったら、それがチコちゃんの運命だと諦めたのに
ミーシャのママを走らせた「不決定」が、チコちゃんの道を切り開いてくれた。
チコちゃんは幸せに暮らしている。
忘れられない思い出になった。

銀ちゃんのお届けは11日、その日の午後、姫ちゃんをポスターで発見した
ご家族がUさんの家を訪ねてくださった。
あの人見知りの姫ちゃんがすんなりとお母さんに抱かれたそうだ。
お届けは12日。このご縁を心から喜んだというUさんの気持ちを
推し量るまでもなく、そのときの状況を聞いただけで、わたしもハラハラ涙がこぼれた。

猫たちはちゃんと、いくべきところを知っているのだ。
ちゃんと待ち、ちゃんと進んで行く。

銀ちゃんもしあわせに
姫ちゃんもしあわせに
新しいお家でがんばるのだよ。

日の入りが早くなる河原で、
総勢17匹となった河原猫メンバーにごはんを運ぶ毎日、
一匹でも会えないと気がかりで歩き回る。
だれかしらに
なにかしらの不調があれば、ただおろおろする。
みんな愛おしい。

シロママ、ズーズー、トラぴんクロスケ、ヨーコママ、キジ丸、コハチ、
ブー、ビータン、ケイちゃん、ムギちゃん、とっと。
確認猫数13。



河原猫の日記



    
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