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Sat, 31 May 2008
協議
雨の中で、美化活動の下見をする回収部門の担当者に会った。
昨日地主さんと連絡を取り、野球チームのリヤカーを借りる件と、
ボーイスカウトの責任者と事前協議をするため仲介をお願いした。
キャンプ場の地主さんには、ここ数ヶ月の間に起こったあれこれを報告せずにいたため、
話は遡って長くなった。あらかた伝えると、驚かれた。
ゴミ回収に向けて、なにをどう要求されても応えられるように、
予め準備をして会わなければと思った。
ボーイスカウトの責任者も立ち会い、キャンプ場の隅に積み上げた
粗大ゴミと回収困難物について協議。
明日の算段をした。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、花子、ハッチ、トラ地蔵さま、クロスケ、ビータン、コハチ、ブー、とっと。確認猫数11。
協議が終わって残ったボーイスカウト責任者の方に、
材木置き場に猫がいると困ると言われた。

「トラちゃん・・材木置き場にいたらいけないんだって」「・・・・・」
猫には病気があるから、その猫が触ったものを子供が使うのが危ないと
保護者からクレームが出ているのだそうだ。
実際テントの中に猫の糞があったんですよ、とも言う。
テントの中に? にわかに信じがたい話だ。
我々は子供を守る責任があるから、理解してくれと言う。
先だって、ガオの道の生け垣を滅多切りにして謝っていた責任者の、同じ口から出た弁だ。
野外活動で出かけて、そこに暮らす動物やそこに生えている植物を活動の邪魔と思い、
子供を害するからいて欲しくないと真顔で言う責任者の顔を、
思わず見上げて呆れてしまった。
猫たちがこの緑地の中で居きられる場所は限られている。
そこへやってきて生活を脅かすのはむしろ、ボーイスカウトの方であるなどとは
みじんも感じていないようだ。
いくつか意見を述べさせていただいたのだが、
あなたの考えは猫寄りに偏っている(確かに、私は猫たちの味方だもの)
一般的には、猫をそのように思う人よりも、
迷惑に感じる人のほうが多いのだと言う。
結局どう話しても、彼の考えは私の考えに動かされるものではなさそうだった。
例え自分があなたの意見を理解したとしても、そうではない人もいることに配慮せよと譲らない。
お互いに意見は合わなくとも、キャンプ場をきれいにしたいという同じ目的に歩み寄り、
明日の協働をお願いし合って別れた。
雨が降り続く中で、しばらく言われたことを反芻しながら猫たちの配膳をした。
立ち話で体が冷えてとても寒い。
みんなの顔が悲しそうで不安そうで、すっかり落ち込んでしまった。
夜は美化活動のお誘いに問い合わせをくださった方たちへの返信と
ポストカード販売開始に寄せられたご注文メールへの返信で忙しかった。
ひるんでいる暇はない。
がんがんいかねば。
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Fri, 30 May 2008
やっつけたがりのブー
ガオの道に白いものがふわふわと落ちていて、
ううむ・・だれかが鳥でも捕らえ遊んだのか・・
そう思っているところにひょっこりとズーズーが顔を出す。
まあまあズウや、どったんばったんやった顔だね
弱いものいじめはいけないよ
それがとっても楽しい事だったとしても
感心しないよ
とか思いながら、体にくっついたゴミなど取っていると
白いふわふわはズーズーの毛だったことに気がついた。
弱いものいじめ されたのがズーズーで
したのがブーだと、さらに後で気がついた。

喧嘩はキライ>ズーズー VS やっつけたがりのブー
・・考えをまとめるのに数分要す。
ブーの荒くれ度は日に日にアップしている感じだ。
藪の中で誰かがギャアと叫ぶと必ず、
不機嫌に現れるブーちゃん。
私の失敗で、どれだけの子たちが迷惑を被っているか
痛めつけられているか、
本にゃんのブーも、こんな事では休まるはずもなく
大切な日々を無駄に費やすばかりなのだ。
ああ悩ましい。
おいしいもので誘っても、こちらの魂胆を見透かして
振り向きもせずにズンズン行ってしまう。
後ろ姿がうらめしかった。
ズーズー、ハッチ、ヨーコママ、花子、シロママ、トラ地蔵さま、クロスケ、ミルク、キジ丸、
ビータン、コハチ、ムギちゃん、ケイちゃん、ブー、とっと。
確認猫数15。
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Thu, 29 May 2008
ポストカード

すてきでしょう?その1 その2

その3 その4
 そしてこれが表の絵
冷たい雨の降り続いた一日。
夕方の河原は静か。材木置き場にブーがいて、
トラちゃんたちは調子が狂って居心地悪そうだった。
シロママに会えなかったのをはじめ、会えなかった子多数。
ズーズー、ハッチ、ヨーコママ、花子、ブー、トラ地蔵さまクロスケ、
ビータンコハチ、キジ丸、とっと。
確認猫数11。
縁側に朝見た二代目は、いつかのシトラのようにシッポの先が赤剥けていた。
縁側に河原から戻って見たのはハゲボス。リリース以来の元気な姿だ。
白黒トムキャットの子分が、お腹をすかせてボスのお皿に頭から突っ込んでいき
ハゲボスがさりげなく譲るのがほほえましかった。
「ごまぐりもなか」のmichimichiさんが、
河原の猫たちの絵でポストカードを作ってくださった。
これを販売して、猫たちに充てる費用を作れたら
猫たちの薬を買えたらと
思いがけないお申し出に感激した。
ポストカードの絵の中にいる懐かしいチーコ愛しいズーズー
真ん中で振り返ったクニクニもにくい。
サリーもいるし洋ちゃんも地蔵様もヒゲもみんないる。
6月1日より、河原猫支援ポストカードとしてにゃんどール工房で販売します。
ごまぐりもなかから、のせかぶ写真のカードおまけで一枚くっつけて限定400部
5枚セットで500円(送料込み)です。
お申し込みはお早めに、メールで送り先と、必要部数をお送りください。
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Thu, 29 May 2008
美化活動のお誘い
6月1日、地域のイベントで河川敷美化活動が開催されます。
普段放置されている不法投棄ゴミも含め、落ちているゴミはみんな回収。
1000人規模の参加者が結集。
当日朝9時半より11時頃まで、
上流から下流にかけて7カ所のポイントに拾い集められたゴミを
環境事業所の回収車が撤去に走ります。
4月2日に起こってしまった虐待事件・・再発を防止するため、
犯罪の起こりにくい環境にするためにも、美化活動は効果があると考えます。
我が河原猫たちの暮らす区域がまさにこの美化活動の対象区域と重なることから、
イベントをとりまとめている行政の担当者にお願いし、参加させていただくことになりました。
先日まとめた竹薮などから撤去したゴミは、現場で回収車に入っていただきます。
どの程度運んでもらえるかはこれからの交渉になります。
6月1日、一緒に美化活動に参加していただけないでしょうか。
場所など詳細はメールでお問い合わせください。
沢山の方たちの参加をお待ちしています。
kawara@8ware.com ひよしまるくん まで
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Wed, 28 May 2008
4黒仔猫の名前
元気そうなモップを見た。
藪の中をガサゴソと動き、ごはんに突撃だった。

ごはんだけのために危険な道路を渡って来たのだ。
向こう側で餌やりする人は、来たり来なかったりなのだろうか。
変わらずに美しいモップ、食べているときしか写真が撮れなくて残念だ。
肌寒く感じる曇り空の河原で、M氏T氏、枯れた竹を竹薮から運び出す。
ズーズー、ハッチ、花子、ヨーコママ、モップ、シロママ、トラ地蔵さま、クロスケ、
コハチ、ビータン、キジ丸、とっと。
確認猫数12。

これがあの膿を吹き出した目だろうか みんな元気で保護から3日目 ミルクもよく飲む。
4匹の仔猫を識別する名前がついた。
こっきん シッポの先がちょっと折れている
すらり まっすぐなシッポの黒
稲妻 シッポが稲妻形
さびこ 薄茶のソックスをはいて顔、胸、後頭部、背中に白と茶色のポイント
たった二日で目がきれいになり、一回り大きく成長した。
キトンブルーの大きな目が愛らしい。白濁も消えていた。
保護した月曜日以来、一度もウンチが出ていないと聞き
馬油とタオル片を持って駆けつけた。
オシッコはどしどし出るのに、ウンチは遂に出なかった。
4匹で仲良く身を寄せ合い、
お母さんのことは諦めたか、時折互いをちゅぱちゅぱと吸ったりしている。
・・・・・・・
いつだったか、まだなにも知らなかった頃のこと。
職場に捨てられた乳幼児5匹、アパートに連れて帰りまた連れて出勤し
不眠不休2日でダウンした。
職場で教えてもらった愛護センターに連絡すると、すぐに引き取りに来てくれた。
助けてもらえるものとばかり思っていたのに、職員の方は
「母猫が必要な乳幼児はとても育てられないので即日処分になります」と
そう言って連れて行った。
母猫の代わりに赤ちゃん猫を育てるのはとても大変で
誰にでもできる事ではない。敗北感が残った。
母猫から引きはがしてこっそり捨てに行く人に、もしも愛護の精神のひとかけらでもあったら
その良心に訴えたい。
仔猫を厄介払いしたいがためにその命をひねりつぶすことだけ考えずに、
親猫たちを不妊手術し生まれないようにすれば良いのだ。
不妊手術が遅れて生まれてしまったなら、しかるべき時まで母猫の元において育てさせ、
仔猫たちに飼い主を捜してやれば良いのだ。
私はフルタイムの仕事と、保護猫が来ると狂ってしまう気むずかしい猫を抱えている。
助けてくれる家族もなく、経済的にも余裕など無い。
敗北感で終わった最初の保護から数年後、次に乳幼児を保護したときはインターネットで助けを求めた。
誰にでもできることではない、というのは思いこみで
実は、その気になりさえすれば誰にでもできるのではないかと思えた。
たまたま私が幸運で、助けてもらえる友人がいるからできるのだと言われそうだけれど、それは違う。
真摯に叩けば開かれるのではなかろうか。
助けを求める手段に窮し、動物病院や猫を飼っている人の家に黙って置いていく人がいる。
置いて行かれたらどれほど迷惑か、分かっていてそうする。
見捨てられない人たちだけが、理不尽さに泣きながら自腹を切って奔走する時代はいつまで続くのだろう。
かわいそうに思いながら見捨てていくしかない人々が安心して拾えるよう
その先を引き受けてくれるしっかりした施設が絶対に必要と思う。私たちの国にはまだ無い。
24時間365日いつでも、どんな動物でも、病気でも怪我をしていても、
そこへ届けさえしたらあとは全てやってもらえる愛護施設を見学したとき、心配りの手厚さとスタッフの多さ、
「動物たちを助ける」ために正しく稼働するシステムを目の当たりにして胸が熱くなった。
捨て犬捨て猫を減らす取り組みはまだまだ不十分だ。
飼える人の数よりもペット数が過剰なのに、ペットショップでは"新鮮な"子犬仔猫が販売され続けている。
小遣い稼ぎに、何の考えもなくブランド犬ブランド猫を自宅で繁殖させている人も多い。狂っている。
行政はただ、持ち込まれる犬や猫を処分し続けるばかりだ。
健康で何の落ち度もない命を、多額の税金を投入して殺し続ける社会に
いったいどんな希望や未来があるだろうか。
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Tue, 27 May 2008
三色だんご
ヨーコママはシロママとの友情を棚上げ。
目下の所ズーズーへの肩入れに偏っている。。
ひっきりなしに体当たりをされてズーズーがよろけている。
切り株の船の上で仲良く一緒にいるのを見ると
ほのぼのとして心があたたまる。
この難局を仲良く乗り切ろうねの気概も感じる。
材木置き場で団結をかためている3匹に
「三色だんご」という呼び声がかかるようになる。
白いお餅ときなこと黒ごま。

滅多に姿を見せなかったクロスケがずっとトラちゃんのそばにいる。
写真で見るとシンクロと黒長を足して2で割ったような子だ。
ゴロ屋のゴロママ仔猫をポケットに授乳奮闘中。
自分でオシッコできない子を路上で保護して以来(黒猫みちこちゃん)
仔猫のオシッコ補助の技術はプロの域に達している。

ズーズー、花子、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、トラ地蔵さま、クロスケ、ビータン、キジ丸、コハチ、ミルク、むぎちゃん、ブー、とっと。
確認猫数14
捕獲失敗して、しばらく姿を見せなくなっていたブーちゃん、久しぶりに不機嫌な顔で現る。
昼間、ズーズーの背後から忍び寄り、やおら襲いかかったそうだ。ズーズーが相手にしなかったので喧嘩にはならなかったらしい。困ったものだ。ごちそう皿を持って追い、どうぞと勧めると「下がれ」と睨み、我々が十分下がったのを見てからやっと食べた。
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Mon, 26 May 2008
宇宙人
黒トラ♂364g シッポがちょっと曲がっている
黒トラ♀352g 角膜の白濁
黒トラ♀324g 曲がりシッポ
黒サビ♀326g 基本形は黒だけど、白と茶が入っている
推定 生後3週間 おそらく胎盤感染で4匹とも眼がひどい
蚤だらけ
一難去らぬうちにまた一難だ。
キャンプ場の真ん中に段ボール箱に入れて捨てていかれた。
やられた・・という気持ちだ。
一体どこでどう生まれた子たちなのだろうか。
捨てた人間を想像すると、ひたすらに胸くそが悪い。
どんなに母猫が必死で探していることだろう。
仔猫たちはもう二度とお母さんに会えないのだ。
配膳と片付けが済んだら、
とにかく動物病院が開いている時間に連れて行かなければならない。
どうしようと考えている時間がなかった。
Uさんの応援を得て、一緒に診察台のそばに立ち
仔猫たちが腫れ上がった目から膿を出してもらうのを見守る。
2番目の女の子がもっともひどかったけど、失明は免れそうだ。
まだ自力で食べられそうにない乳幼児たちでは、Uさんも私も仕事でケアーができない。
ゴロママ宅の保護部屋へ置かせてもらうことになった。
先生に開けてもらった目を見ひらいて、壊れかかったドアのようにぎしぎし泣き
シッポをぷるぷるさせて這い回る。
かわいい猫さんになる前段階にいて
今日保護した仔猫4匹、まるで宇宙人なり。
ズーズー、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、花子、トラ地蔵様、クロスケ、ビータン、コハチ、ミルク、ムギちゃん、とっと。確認猫数12。
保護中 筆ちゃんとピンちゃん
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Sun, 25 May 2008
モップの目撃談
朝になっても昨日の雨降り止まず。
猫舎の解体ゴミが雨に濡れた。
ざあざあ音を立てて降るのが恨めしかった。
お昼頃やっと上がる。
夕方の河原で私の到着を待っていてくれたOさんMさんから
モップの目撃談がもたらされた。
道路の向こう側で、前足の先が無い茶白の猫といっしょに
餌やりの人にごはんをもらっているところを通りかかり
写真を撮らせてもらったそうだ。“もこちゃん”と呼ばれていたその子は
まさしくモップ。元気で食べていることがわかった。

その道を帰りに通り、茶白の猫を見た。モップには残念ながら会えなかった。
足先は何かの傷が悪化して壊死したらしい。
少し持ち上げた足が痛ましくてならなかった。
向こうで世話をされているのなら、敢えて危険な道路横断をすることはない。
できることなら保護し、不妊手術に運び、里親捜しをしたいと思う。
私に縁がなければ、それは叶わず。
ビータンとコハチのいた竹薮へケイちゃんが来た。
ケイちゃんが向かいかけたお皿は先にコハチが食べ始めたので
ケイちゃんはくるりと向きを変えて、引き返していく。
追加のお皿を持って少し追ったけど間に合わず。
多分野球小屋の下か、ドラム缶へ行ったのだろう。
あてにしていた奥の餌台が消え、
竹薮の景色が変わったことにたじろいだ様子。
せっかく来たのにケイちゃんごめん。
夜、一丁目のハゲボス、リリース。
投薬を続けてくださったUさん宅へ迎えに行く。
界隈で見かけた印象と全く異なり、おとなしくて良い子だった。
おでこのぐしゅぐしゅは完治に至らず。それでも前よりは随分良くなったはず。
私の家の庭にて解放。夜の闇に紛れて消えた。
ボス不在の間、うろうろしていた子分の中に、まるで親分そっくりの黒猫を確認した。
「二代目」と命名。体が短くシッポも短い。印象は親分そのもので、一回り小振りだ。

二代目の出勤
筆ちゃんが下痢をしていると連絡があって、様子を見に行ってみた。
いくらか和らいだ気はするものの頑固にほどけない。
ストレスか、食べ過ぎか、とりあえず缶フードの量を減らしてもらって
それでも変わらなければ病院へ連れて行くことにした。
黒丸に続いて、洋ちゃんアミちゃんのお家からも、
正式に里子として迎えてくださると連絡があった。
(ほんとうにありがとうございます)
里親申込書の郵送準備。

夢でも見ていたような気がするよ>チュンチュン 弱音を吐いてはいけないよムスメや>洋ちゃん
そうそう ガンバレ>アミちゃん
(一番頑張らなければならないのは、実は、アミちゃんなのでした)
ズーズー、ハッチ、ヨーコママ、シロママ、花子、トラ地蔵さま、クロスケ、ビータン、コハチ、キジ丸、ミルク、ムギちゃんケイちゃん、とっと、モップ。モップを出席簿から外すのはもう少し後にしようと思う。
確認猫数15.
ブーちゃんは今日も姿を見せず。
保護ピンちゃんは一人で淋しそうだ。
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Sat, 24 May 2008
たらい回し4件目
予報通り夕方から雨になった。
いったん家に戻って雨支度。
河原へいくのが少し遅くなった。
材木置き場の塞ぎ組、トラ地蔵様とシロママとクロスケは
昨日よりいくらか前向きに感じられた。
ビータンが竹薮のテーブル下で香箱を作っていた。
コハチも果敢に現れた。
ブーちゃんがふっつり来ない。
なにか察しているのだろうか。
ターゲットになっていることに気づいたのだろうか。
どこかで見ていて、私が消えてからゆっくり食べているに違いない。
こんな雨ではどうにもこうにも
ごはんを配るので精一杯なのだから
堂々と食べに来てくれたらいいのに・・
生活環境事業所に朝電話を入れた。
昨日、そこは土曜日も朝8時からやっていますと教えられた。
すると今度は、役所の○○課に相談してくれと言う。
河川敷の清掃イベントは役所が仕切っているからとのこと。
役所の窓口となれば月曜日から金曜日でないとやっていないので、
また話は月曜日に持ち越された。
こちらは朝9時からなので、私の仕事の時間と重なる。
やれやれ・・・
ズーズー、ヨーコママ、シロママ、花子、ハッチ、トラ地蔵様、クロスケ、ビータン、コハチ、ミルク、ケイちゃん、ムギちゃん、とっと。確認猫数13。
ごちそう缶大5個小5個レトルト2個、ドライ500g、ミルク250ml。
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Fri, 23 May 2008
塞ぎ込む両巨頭
「潰れる」ほど悲惨ではなく
「淡々と」と言えるほど冷静でもない。
どんより悲しそうにじっとしているトラ地蔵。
どんより悲しそうに丸まっているシロママ。
材木置き場の中段で
変わりゆく河原に背を向けて
いつも通りに配膳にいそしむ私たちにも無感動に
雌雄の両巨頭が
慰めようのないほど塞ぎ込んでいた。
二匹の間から、クロスケがぴょこっと顔を出してこちらを見ていた。

トラちゃんにくっつくクロスケ
急激な暑さに見舞われて、今日はとても消耗した。
猫たちの河原は深い緑に包まれ
日向は虫が飛び交い、樹木から芋虫毛虫がぶら下がってくる。
残ったごはんにたかる虫と
元気のない猫たちの姿に
言いようのないやりきれなさを感じた。
廃棄物処理業者に、下見に来てもらうよう連絡をした。
また、不法投棄ゴミについては行政にお願いできないかどうか
電話で問い合わせをしてみた。
3つの窓口でたらい回しにされた挙げ句、時間切れ。
明朝もう一度問い合わせする。
棚田の田植えを終えて熊野から戻られたT婦人が河原へ来ていた。
忙しい日程の中で、時間を工面して会いに行ってくださった
クマちゃんとしんちゃんが、元気に暮らしていたと聞かせてもらって
とても嬉しかった。シンクロが待っていたガオの道では、
今でも何かの拍子で黒い猫を探してしまう。
そこにはもうシンクロだけでなく筆ちゃんもいない。
クマちゃんが登っていた木を懐かしく見上げた。
明日明後日は雨の予報。
積んだゴミは雨ざらしになる。
猫たちは、それぞれ無事に潜ってくれるだろうか。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、花子、トラ地蔵様、クロスケ、ビータン、コハチ、ミルク、とっと。
確認猫数10。
黒丸をお届けしたお家より、黒丸が新しい環境に臆することなく溶け込み
元気で暮らしていると近況が届いた。正式に里子に迎えていただけることになった。
幸せなご縁に恵まれほんとうにうれしい。
ピンちゃんは上手に砂トイレを使っていた。ごはんもちゃんと食べる。
顔は泣きべそを掻いたような案配だけど、だんだん本来のピンちゃんに戻ってくれるだろう。
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Thu, 22 May 2008
猫舎の撤去

猫舎と呼んだ猫たちの砦in竹薮 2003年に完成

ここを足がかりに猫たちの世話をしてきた

猫たちが雨風凌いだ寝箱

猫舎と寝箱を撤去したゴミの山
しかるべき時が来たら、あちこち声をかけて応援を募り
迷うことなく一気に
速やかに
やろうと思っていた猫舎の撤去、
しかるべき時は
コシロを送ってしんみりした井戸端会議で
突然今日に決まった。
朝、準備したもの
おにぎりと飲み物+紙コップ。鎌3本。ケージと捕獲器。配膳用猫缶ドライ猫ミルク。お皿。
荷紐、革手袋、腕カバー、帽子、剪定鋏、等々。
自転車に全部乗せてよろよろ出発だ。
途中、河川事務所のパトロールバイク2台とすれ違ったので、自転車を止めて声をかけた。
警察、愛護センター、保健所には通報済みだが、国土交通省はまだだ。
ヘルメットを外して、真剣に話を聞いてくれた。
管轄事務所の方にあらためて連絡することにして別れた。
現場ではM夫妻とO婦人がすでに作業を開始、寝箱を解体中だった。
ガオの道や材木置き場で出迎えてくれた猫たちが
いつもと違う時間に私たちが来たことに戸惑っていたので
ご挨拶の配膳をさっとすませた。ターゲット・ブーちゃんは姿を見せず。
それでも万一に備え準備だけはして、竹藪猫舎撤去作業へと突入した。
竹薮の猫砦はかれこれ5年、雨風に晒されそうとうくたびれている。
沢山の猫たちとの思い出がある。
もともとそこにあった不法投棄ゴミの風呂桶をはじめ
粗大ゴミから素材に転用したものも多い。
次々生えて密集した竹が、過密の果てに互いを痛めつけ
これ以上どんなタケノコも出られない場所もあった。
青く茂って残す竹より、茶枯れて倒れかかったのが多いほどだった。
黙々と作業は進み、みな汗だく、ホコリまみれになった。
夕方4時頃、なんとか格好がついたところで終了した。
ビータンとコハチが、いつものテーブル下、いつもの餌台を目指して出勤してきた。
そして、
あまりの変わりようにびっくりして、
ごはんやミルクが置いてあったにもかかわらず、見向きもせず逃げていった。
私たちが消えた後、きっとみんな、竹薮の変わり様を確かめるだろう。
我が家の保護猫となったピンちゃん、段ボール寝箱の奥に小さく丸まって
憐れな状況である。
砂トイレも使えず、ごはんも食べず。
河原から戻ってしばらく撫でて励ます。
缶詰ごはんを寝箱のなかへそっと差し込んでおいたら食べた。
それから出かけて戻ったときは、まだなにも変わらず、
ケージの中にいたときと同じように、我慢しきれなくなったところでオシッコを
すわって居た場所にそのまましているのかもしれないと、寝箱の敷物を換えた。
確かめたらしていなかった。マタタビを振りかけた爪研ぎを投入。
マタタビのついた手で撫でたら、おしりを持ち上げシッポを揺すって甘えていた。
そうそうその調子、その調子。
うとうと寝てしまって夜中に起きた。ピンちゃんを見に行く。
トイレ砂を盛大に掻き出し、大小共にしてあった。
砂をトイレから外に出してしたのか、トイレを使ってから掻き出したのかは不明だ。
いずれにせよ、寝箱の入り口で山となって散乱していた砂にびっくりしたのなんの。
脅かさないよう、そーっと掃除をしてきれいになったサークルに
ドライを入れた器と汲み換えた水を置き、明かりを消して布をかぶせておいた。
中でカりカリを食べる音がしている。
環境の激変に怯えているピンちゃんが
オシッコをしてウンチもしてごはんも食べている。
昨日の今日にしては上出来といえる。
河原へ戻してもここにいても、ピンちゃんに課された試練は容赦のないものだ。
頑張って欲しい。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、花子、とらじぞうさま、クロスケ、ビータン、コハチ、
キジ丸、ミルク、とっと。
確認猫数12。
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Wed, 21 May 2008
冷たいコシロ
河原の猫たちの所へ通い始めた頃は
どの猫も不妊手術などされていなくて
積まれた材木の隙間や、畑の農具置き小屋や
ホームレスの人たちの小屋の周りや小屋の下や
粗大ゴミの物陰で、仔猫を産んだ母猫たちがひっそりと、
それぞれ懸命に子育てをしていた。
母猫たちも捨てられた猫だったり、その子孫だったり・・
人間にはさんざんな目に遭ってきたから警戒心が強く
滅多なことでは近寄らない。
餌やりに来る人が置いていくごはんだけを頼っていた。
自転車通勤で土手の道を走りながら、
そこで生まれて消えた沢山の仔猫が
束の間、母猫のそばで跳ねるのを見た。
あ、こねこだ
そう思っただけで終わっていて
その後記録してきた河原猫たちのだれかと
あの仔猫たちとが関連づけられるほどの記憶ではない。
フジコは特別人慣れした母猫で、黒白3兄姉(クロちゃん、兄ちゃん、チーコ)引き連れて
私に寄りかかってきた。3兄姉の後にすぐ産んだ仔猫の生き残りに
おっぱいを飲ませながらまた、次の子を身ごもっていた。
2000年の7月、フジコを手術に運んで最後の出産を食い止めたのが最初の一歩だ。
人に慣れていない猫たちの手術を、一体どう進めていくか
無知な私には見当もつかず、いろいろな人の知恵と力を借り
翌春の仔猫ラッシュを食い止めるべく、冬に16匹の手術をした。
河原猫の顔ぶれも、全部把握しきれずにいた頃のことだ。
このとき手術できなかったのが、ヨーコママ、洋ちゃん、シロママ、
ミルク、まっちゃん、ピンちゃんたちの母黒猫だった。
チュンチュンが生まれ、ピンちゃんたち兄姉が生まれ、コシロの兄姉が生まれてきた。
シロママは、2001年の夏、原っぱの隅にあった倒れ小屋の裏側の隙間で
小さなコシロたちを抱いていた。
ピンちゃん兄姉が竹薮デビューした少し後のことだったように思う。
シロママがなぜミーシャを猫舎へ置いていったのか分からない。
生まれた子全部を育てきれないと思ってかどうか
2匹は私に託し、コシロコハチだけ手元に残した。

40~50匹はいた河原の猫たちの中で、
生年と母猫(血縁関係)がはっきり分かっている子は少ない。
ピンちゃんたちの母猫はふっつり消えたので、親離れ子離れしても
同じ場所で生きた親子はなお少ない。
コシロコハチ兄姉とシロママは特別だった。
昨日私から逃げて隠れたコシロが、猫舎の中で息絶えていた。
夕方、絶対いるはずと思い、猫舎の寝箱を外に出しながら見つけた。
午前中Oさんが探した時はコシロを見つけられず、コハチが近くの寝箱から飛び出して行くのを見たそうだ。
シロママとコハチが、死にゆくコシロをそっと見守ったのだろう。
今日のシロママはやたら鳴いてごはんの催促をしたらしい。
それはきっと、あそこで亡くなっている私のこどもを
なんとかしてくださいとわたしたちに訴えていたのだ。
ピンちゃんと引き離したのがかわいそうでならなかった。

5月16日 ピンちゃんを保護した日のコシロ そんなに悪かったのだね
T氏、M夫妻、Oさん・・みんなでコシロを囲んで涙を流し、
安らかにと言葉をかけて撫で
原っぱの花を摘み、
チーコとサンタのそばへ埋葬して送った。
今日はコキジの四十九日だった。
ゴロママがコキジに届けてくれた花を半分コシロに分けていただいた。

チーコとサンタとコシロ チーコのそばにいつも付き従っていた二人
ピンちゃんを迎えに行った。
コシロを病院へ運ぶつもりが、こんなことになり
ピンちゃんをどうしたらいいのか途方に暮れてしまった。
結論は出ない。
後ろが”そばかす”時代のチュンチュン 手前ピンちゃん
うちの猫たちには苦労をかけるけれど、硬くなっているピンちゃんに胸は痛むけれど、
チュンチュンとピンちゃんは幼なじみ旧知の仲、クロちゃんだってずいぶん一緒に遊んだし、ガオばあさまも小夏も、いじめられたけど河原で一緒に生きてきた仲間、さしあたって私のそばへ置くほか無いように思われる。
慌ててリリースする理由もない。コシロが死んでしまった。
7年に満たない生涯を、遂に人に心許すことなく、仲間と共に河原に生きたコシロが消えた。
ピンちゃんは中ケージの中で一言も発せず、
ここはどこかしらこれからどうなるのかしら
わからないからじっとしている。
コシロはもうどこにだって飛んでいける。
どうかピンちゃんをはげましておくれ。
元気で生きていけるようにピンちゃんを助けておくれ。
深夜、サークルケージ組み立て開始。
午前4時。
河原の猫舎式段ボール寝箱と砂トイレを入れたサークルに、やっとピンちゃんを移した。
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Tue, 20 May 2008
コシロの危機
昨夜から嵐で、朝になっても風がゴオゴオ鳴っていた。
大粒の雨が打ち付ける音と重なって恐ろしい。
やがて雨は上がり、昼には日差しがさして気温が上昇した。
とても蒸し暑く感じる。
夕方の河原へ再び大荷物で到着すると
ターゲット・ブーがウロウロするのが見えた。
ガオの道のメンバーに混じって
花子に隠れヨーコママに隠れ、それでもおいしいところだけは
きっちりもらうつもりで頑張っていた。
キジ白模様が入り乱れて紛らわしい。
集まった面々に一皿ずつごちそう鰹乗せごはんを配り
お皿をもらえないブーだけを、餌台方面へ誘導した。
後は箱に任せて次へ進む。
なんどか様子を見に戻ると、その都度ターゲットが歩いているのが目に入る。
なんとしぶといブーであることか・・
材木置き場にシロママ、トラ地蔵様、クロスケ、後から駆けつけたコハチとキジ丸。
コシロを捜して竹薮へ行くと、ビータンがいた。
テーブル下の暗がりで食べるばかりだったビータンも
以前よりも姿を見せるようになった。
コシロは猫舎の覆いをめくりあげると、すぐそこにいた。
体がびっしょり濡れた感じで、げっそりしていた。
ミルクに薬を入れて、お皿に少量ごちそうを入れて顔の前に並べても
こちらをじっと見て、不快そうに唸るだけだ。
全く食べる気はないようだった。
話しかけるとじっと見返してくる。
これは相当悪い。
そっと触ってみた。
下へ飛び降りて少しのところで止まったので、お皿をまたそばに置く。
行こうとして足を踏み出し、よろよろよろけてへたり込んだ。
ハッと胸を突かれた。
病院へ運ばなければ。ターゲット・ブーの箱を取りにガオの道へ走った。
戻ると、コシロはまだ同じところにいた。
身柄を確保するため近寄ると、
力を振り絞って猫舎の裏側へ逃げてしまった。

最初見た寝場所へ戻らないかと、猫舎に覆いを下ろししばらく待った。
コシロが押さえられるところまで戻るのを静かに待った。
野球小屋の方へごはんを置きに行って、洗い物も済ませ戻ると
今度はブーが竹薮の中にいて、シロママも来ていた。
コシロを何とかしたいのとブーを捕まえたいのと
気持ちが乱高下してあたふたしてしまった。
結局コシロはそのまま隠れて出てこなかった。
ピンちゃんがいたらきっと、コシロに寄り添っていたはずだ。
ピンちゃんを入院させた金曜日以来、探し続けていたコシロが
あの嵐の中も探していて
いよいよ悪くなってしまったのだとしたらどうしよう
会えぬままがっくり力尽きたらどうしよう。
今捕まえられたら、そのままピンちゃんのいる病院へ運ぶのに
コシロはとうとう捕まってくれなかった。
ピンちゃんを河原へ戻してコシロのそばにいさせるべきかとも思い
コシロがどうしてもだめであれば、
ピンちゃんはそれを見ない方が良いのかもしれぬと思い
コシロを一人で死なせるのはあんまりだとも思い
誰もいない竹薮で逡巡しうろたえているうち
もうピンちゃんを迎えに行く時間が無くなってしまった。
奥の餌台の上に乗って、じっと佇んでいたシロママが
すっと飛び降りて
コシロが消えたコースを辿って行った。
シロママは
コシロを見てくれているだろうか。
明日もなんとか頑張って持ちこたえていてくれたら助けてあげたい。
ピンちゃんと元気で再会させたい。
コシロの危機がこんな日にくるなんて・・
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、花子、ブー、ハッチ、トラ地蔵さま、
クロスケ、キジ丸、ビータン、コハチ、コシロ、ミルク
ムギちゃん、とっと。確認猫数15。
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Mon, 19 May 2008
一丁目のハゲボス
夜には雨が本降りになるとの予報。
夕方はまだ持ちこたえていた空に感謝する。
コシロがいよいよげっそり
猫舎の中のつぶれた箱の上で動かず。
ミルクと薬を仕込んだごはんをそっと差し入れると
怖い顔をつくってシャー・・シャー・・と威嚇した。
明日はさらに大荒れの予報。
ピンちゃんのお迎えに行けなかった。
材木置き場は中段にシロママ
下にトラ地蔵様とクロスケ。
ズーズーがなんとなく私たちのそばにいる。
棚田に田植えの用事で出かけたTさんが
熊野のクマちゃんしんちゃんに会いに行ってくださった。
おみやげ話が待ち遠しい。
手術の終わった一丁目のボス猫を見に行くと
額に大きなタダレがあり、あちらこちらアレルギーのハゲがあった。
毛もぼそぼそだ。
Uさんが、のぞき込んではかわいそうにとため息をつく。
だれかにごはんはもらっているのだろうが、
未手術でこの状態で放置されているのだから
ろくな世話ではないようだ。
リリースの前に、できる限りのことはしてあげたいと思った。
子分がいっぱいいるらしく、ボスが消えた庭へ偵察に来ている。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、トラ地蔵さま、クロスケ、キジ丸、ビータン、コシロ、
ミルク、とっと。確認猫数10.
ブーちゃんの追っかけおばちゃんより、手術代を預かった。
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Sun, 18 May 2008
焼き鯵

シロママに いかがと勧めた焼き魚のしっぽ
焼いたアジの干物に一番目のくらんだ子は
トラ地蔵様
いつもの落ち着きはどこへやら、
「このにおいかがされて、冷静でいられるかってぇんだ」
ズーズーに負けぬ勢いで私の手元でかぶりつきで食べた。
ブーが行く先々で嫌われている。みな避けて逃げた。

ハッチがガオの道から材木置き場へ来るのは
とても珍しい。ブーを避けてやってきた。
ブーを捕まえようと大荷物で行ったのに
とうとう捕まらず大荷物そのままで戻った。
家に戻ってからひょっとしたらと思って試みたところ
我が家の縁側を我が物顔で歩き回り
臭いオシッコをガラス戸に容赦なくかけていく
未手術のオス猫を捕まえてしまった。
Uさんに連絡し、明日手術に運んでもらうことになった。
ズーズー、ハッチ、花子、シロママ、ヨーコママ、ブー、
トラちゃん、クロスケ、コシロ、キジ丸、ムギちゃん、ビータン、コハチ、とっと。
確認猫数14。
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Sat, 17 May 2008
ズーズーからの手紙

抱っこしたのは初めて

だけど全然大丈夫

ちゃんと食べて

元気に修行するのだよ

河原ずう也はぼくです。
拝啓筆ちゃん
君が河原を去ってから17日過ぎました。
死んだふり みたいな、無防備な昼寝が得意だった君が
君をそのような日々へと運んだ”人”をおそれ
電気の暮らしを怖がり
見知らぬにゃんこを怖がり
聞き慣れぬ物音に怯え
かちんこちんにかたまっていると
河原の井戸端会議で聞きました。
ぼくは発言こそしませんが、
会議にはまじめに参加しているから知ってます。
君の人生に深く関わる事のないぼくだからして
どうしてあげようにも仕様がありませんが
かちんこちんはいけません。
とっても疲れるし、病気になってしまいますよ。
君のかちんこちんをどうにかしてくれと
ごはんに頼んでおきました。
どこに行っても、そういう寝方はやめておくれ と
びっくりさせて、ふふふと笑う筆ちゃんでいてください。
ようするに
せっかくだから幸せになってください。
ごはんをおいしく食べてゆっくり寝るのが
元気でいるこつです。
健康優良児のズーズーからのアドバイスでした。
敬具
河原ずう也
ズーズーが帰り際じっと見つめるので
勝手に筆ちゃんへの伝言を預かったと解釈し
会いに行ってみた。
テレビの後ろにすっぽりはまって
固まっていたのを入れ物ごと出してご対面した。
ぬれタオルと櫛を持参。
拭いて梳いて拭いて梳いて
それから撫でで、ゴロママと一緒に爪切りをして
雨がしとしと降り始めた夜。
食べないのは緊張がほどけないからと思われる。
河原で我先に頭を突っ込んでいたごちそう缶を
指先で運ぶと一口食べた。
また一口、また一口と食べさせて、あとは時間の問題、
きっと大丈夫だから気長に見守ってくださいとお願いをして帰ってきた。
柔らかい被毛も、大きめの手足の先も、黒丸と良く似ている。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、花子。
(シンクロや小夏がいた頃、私が配膳する間飛び乗っていたガオの道餌台の上に
なんと花子が飛び乗って、ごはんの催促をした。
小夏たちと違うのは、目が合うと腰が引けること。
長いつきあいなのに、頑なな花子。場所が空いたら一歩踏み込んで前進。)
トラ地蔵様、クロスケ、コシロ。
(コシロはピンちゃんを捜して、とぼとぼ歩き回っていた。)
コハチビータン、キジ丸ミルク、ムギちゃんケイちゃん。とっと。ブー。
(ブーちゃんは昨日の今日なので、さっさと食べてさっさと引き上げた。)
確認猫数16。
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Fri, 16 May 2008
中年太り
いつもなら仕事から直行するのだが
今日は特別な準備をいくつかするためにいったん帰宅し出直した。
午前中ブーのおばちゃんと面談してくれたOさんからメールが入っており
ピンちゃんが大変だ、とのこと。
トラちゃんたちの所に近寄らず
竹薮で足を引きずっていてごはんもちょっとしか食べないらしい。
それは大変だ。

今は亡きサンタと、仲良く歩くピンちゃん
ぴんちゃんぴんちゃんとお念仏のように名前がまわる頭で
河原に着いたときはすっかりオロオロ
そこに現れたのがブーちゃんだ。
こちらも目下のターゲットゆえ、配りかけたごはんも
なにもかもかっ飛ばしてブーちゃんと対決する。
準備にぬかりだらけで、後一歩のところで及ばず。
あああ、あーた、ちょいと待ってと縋る暇も無く逃げられた。

ふうむ・・かんたんにはいかぬものぢゃ・・
トラちゃんとコシロとクロスケの材木置き場にピンちゃんの姿はない。
竹薮にいた。
刺激せぬよういつも通りにごはんを配り
そっと身柄を確保した。
洗い物や片付けをOさんに手伝ってもらい
ピンちゃんには幸運な搬送応援もあり
あーあー泣いて不安におののくピンちゃんを病院へ運んだ。
熱があった。39.3度。
あちらこちらにかさぶたになった咬み痕。喧嘩傷らしい。
足は特に腫れていなかったけど、どこかしらこれから腫れるかもしれない。
注射を一本。
相当暴れるかもしれないと覚悟していたのに
全然大丈夫だった。
ピンちゃんは一回もシャーをしなかった。
体重は5キロを超えていて、ずいぶん大きくなったと驚かれた。
やせっぽちだったピンちゃんに「中年太り」の診断。
おらがピンちゃんが中年太りだなんてびっくらこいだ。
顔を見ると情けない。井の中の蛙大海を知らず。
河原のピンちゃん、河原以外の世間を知らず。
血液検査でエイズ(+)が出た。
エイズがなんだ。ピンちゃんは兄姉4人分を生きねばならぬのだ。
いろいろ悩む。このまま保護生活に突入させる気持ちになれない。
ピンちゃんのストレス、河原にいる子たちの不安、
喧嘩傷はたいしたことが無くても、
実際ここ数日げっそりしているのは確かだから
きちんと回復させてあげたい。
先生に頼んで入院させることになった。
退院までの数日、ピンちゃんのこれからを真剣に考えなければ。
ズーズー、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、花子、ブー、トラ地蔵様コシロクロスケ、
ピンちゃん、ビータン、キジ丸、ミルク、ムギ、とっと。
確認猫数15。
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Thu, 15 May 2008
黒丸のお届け

あたらしい

おうちの保護部屋で

「ここはどこ?」の黒丸
黄色い首輪が似合ってかわいい

土手の道で クルミの木に実がついた

土手の草わんさか
ごはんのデリバリで掴んだ猫たちの性格や気質は
一緒に暮らしてみれば、それが全てではなかったとしばしば思い知らされる。
黒丸の我が家での身の処し方は大変賢くリッパで
一緒に暮らすのにこんなに安らぐ子はいない。
黒丸 はねぐら不明の通い猫で
一日の大半を遠い畑の片隅で過ごしていた。
お腹のすいているときは待ちきれずに竹薮へ、
あるいは
キャンプ場を突破して材木置き場まで来て
待機することがあったけれど
たいていは一番最後の配膳場所、野球小屋を目指し
とことこ とことこ 歩いてくるのだった。
食べ終わるとまた、とことこ とことこ
どこへともなく帰って行く。
畑やテニスコートで会うT夫妻に
はじめは大変素っ気なく逃げていたそうだが
次第に見つめ返して、自分を呼ぶ声に耳を傾けて距離を縮め
やがてついて歩き抱っこまでできるようになった。
野球小屋裏手の餌場には
ほかに集まってきている子がいたわけで
アミちゃんと「おっと」のときも
黒長シッポに「げげげ」のときも
サリーとビシバシの時もあった。
わがやでもそれなりに
ヒヨシにシャーで対抗したり
誰彼となく出くわしては慌てる場面もあったけれど
人間の観察を楽しみに、潜り場所を工夫して修行に励んだ。
遂にお届けの日がやってきた。
押し入れの奥で寝ていたのを
呼ばれて出てきたところをケースに入れられ
自転車に揺られ電車に揺られ車にも乗って
どうなることかとか細い声で泣いていた。
明るい大きな家で、お母さんとお嬢さんに温かく迎えていただいた。
新しいにおいと見たことのない景色にきょろきょろする。
まだ身の置き場所がよく分からないから不安そうだ。
おしゃべりしているうちに、くつろぎ始めて
これなら心配はいらない、大丈夫と思えた。
おいとまして帰るときに、お母さんが庭のバラを
コキジのために摘んで持たせてくださった。
車に乗って、抱えたバラからたちのぼるほのかな香りの優しさに
胸が熱くなって泣けてきた。
黒丸のお届けは完了。
しばらく時間をかけて様子を見守り、決定はそれからでとお願いしてきた。
黒丸はきっと良い子で頑張ってくれるだろう。
良いご縁を結んでくれたコキジにありがとうと
夕方の河原で報告した。
ズーズー、ブー、ハッチ、ヨーコママ、シロママ、トラぴんコシロ、クロスケ、ビータン、ミルク、ムギ、ケイちゃん、とっと。確認猫数14。
筆ちゃんはまだほどけない。
夜ダウンで、様子を見に行ってあげられなかった。
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Wed, 14 May 2008
シマ子のその後
昨年秋、河原の猫舎に
ねばねばをくっつけた子猫を発見して保護。
800グラムちょっとのチビシマ子をきれいにしきれぬまま
1kgでお届けしたのは11月だった。
最近「子宮蓄膿症」という病気になって手術をしたと便りが届いた。
無事に乗り越えて元気で退院し
ふかふかのPeraoクンに寄り添っている。
デビちゃんがデヴィちゃんになったのと同様
元の名を残す形で引き継いでもらい
シマ子ちゃんは志摩ちゃんになった。
幼い頃より美しいねこさんだったけど、
切れ長の大きな目をしたお嬢様に成長した。
しましま模様もばっちりくっきりうつくしい。
大切に育てていただいてありがとう。
Peraoクンとなかよく一緒にいる姿を見られて
どんなにうれしいことでしょう。(感慨ひとしお)
今日は朝からざあざあ雨。
3月の陽気だとかでとても寒い。
お昼に雨が上がっても晴れ間は見えず
ずっと曇り空のままだった。
河原では先発隊チームによって配膳が粛々と進んでおり
私はコシロやミルクに薬入りごはんを準備。
ヨーコママにはこのところ苦しそうな様子は見られなくなった。
今も特別食にしている。よく食べてくれるのが安心材料。
トラぴんは「毎日こんなにごちそうでいいのかね」
身を乗り出して一つのお皿に顔を寄せて食べている。
二つ置いてもいつの間にか一つで食べている。
ズーズーも張り切ってハシゴしているし、クロスケやビータンも
定位置を守って食べている。
目標のブーちゃんは、何度見回しても現れなかった。
ズーズー、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、トラぴんコシロ、クロスケ、
ビータン、ミルク、ムギちゃん、キジ丸、とっと。確認猫数13。
河原猫の日記 まもなく100万
キリ番を踏んだ方はご連絡を!
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Tue, 13 May 2008
けんか
一日中とても寒かった。
ハッチ、ズーズー、ヨーコママ、シロママ、トラぴんコシロ、
クロスケ、キジ丸、ミルク、ビータン、ケイちゃん、ムギちゃん、
ブー、コハチ、とっと。確認猫数16。
いつものメンバーが見えないのを不審に思いながらお店を広げていると
ズーズーが来てトラ地蔵様が来た。
ちょっと前の早い時間、「材木置き場にブーがいた」
という目撃情報。え?ブーが?と首を傾げていると
ピンちゃんが遅れて材木置き場へやってきて
見れば前足を痛そうに引きずっていた。
じっくり見せてくれるような子ではないため
名を呼びながらにじり寄ると迷惑そうに逃げ回る。
逃げるうちに調子が出てきて、スピードも上がってきて
何となく「大丈夫かな・・」という気持ちにさせられた。
多分・・・のっしのっしブーちゃんが来て、
ピンちゃんが「おまえなんか来るな」と悪態をつき、
「なにをこしゃくな」と気分を害したブーをさらに挑発し、
かかってきたのを受けて立ったものと推測される。
先日トラ地蔵と激しくやり合って、あいこにもかかわらず
オレは勝利したと自負しているブーだから、
子分のピンちゃんなどちょろいのだ。
ピンちゃんが足を引きずるなんてあり得ない。見たこともない。
弱い女の子専門なのに、勢いか成り行きでそうなったか、
まともに相手をしたのだろうか。

5月9日、材木置き場に頭を突っ込んだブーに
ピンちゃんがわあわあ喚くのを目撃。
仲裁に入ったため、ブーちゃん材木置き場進入を諦める。
あのときは諦めたけど、今日はトラぴんコシロに私たちの加勢がなかった・・
やれやれ
喧嘩はどちらにも良いことないのになぁ・・
雨が降ったり寒かったりしたからか、
シロママハッチコハチケイちゃんなど珍しいメンバーが
竹薮に出入りしていた。
垣根芥子の、小さな黄色い花。
カラスノエンドウの黒い豆果。
ヤブカンゾウの黄緑の葉
スイカズラの白い花黄色い花
シロツメクサに寄生するヤセウツボ
春紫苑、姫女苑、、
この前観察した土手の草花について
Tさんが絵入りのレポートを作ってくださった。
名前も由来もなるほどと思わされるものばかり。
季節の移り変わり、時の流れに沿って、
生き物の営みは静かに正しく繰り返される。

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Mon, 12 May 2008
伝説の河原猫
送り出していくどの子も
わたしを河原へ通わせる原動力となっていた猫たちだから
別れが重なって脱力感に襲われている。
二人がぽっかり消えた家では
いつも洋ちゃんが埋まっていた毛布に
チュンチュンがまるくなって寝ている。
洋ちゃんが残したにおいにしがみついている。
一緒にいるのをそう沢山見たわけではないけれど
私が留守で猫だけになっている時間、
あるいは私に隠れてこっそりと
チュンチュンは洋ちゃんアミちゃんとたくさん交感したようだ。
洋ちゃんは、平成6年春河原に捨てられていた青い眼の子猫兄姉の生き残りだ。
当時餌やりしていた人が、そこから一匹だけ連れて帰ったそうだ。
数年前、その猫が病気で亡くなった。
最初にかかったのが平成6年と、病院のカルテに記録されていたため、
洋ちゃんの生年が判明した。
私が河原に通い始めた頃は、ごはんだけのためにやって来る
全く近寄れない猫さんだった。
2001年10月、ケージで捕まえて不妊手術に運ぼうとした時のこと、
家の前で、シーツを換えようとトレイを引き出したところ
その5cmの隙間へ頭を平たくして突撃し、まるで魔法のようにするりと出てしまった。
必死で押し戻そうと頑張ったけれど
牙をむき爪を立て大暴れで、どうにも押さえきれず逃がしてしまった。
チラシを作成しあちらこちらに貼ってもらい、連日探し歩いた。
見つかったとしても、全く自分になついていない猫をどうやって取り戻せるだろうか、
・・ほとんど絶望的だった。
目撃情報はどれも空振りで、むなしく過ぎていく日々。
「そのような猫が外猫用のごはんを食べに来ているようだ」
チラシを見て電話をくれた人の家は、逃がした所からほんの50mの近所だ。
12月の寒い夜、Uさんと懐中電灯で照らしながら名を呼んで探し歩いた。
そして、ゴミ集積所のそばのブロック塀に洋ちゃんを発見したときは鳥肌が立った。
洋ちゃんが逃げ込んだ塀の向こうは潜み場所のたくさんありそうな大きな家で、
たまたまUさんのお友達の嫁ぎ先だった事から、事情を話して協力していただいた。
一週間ほど様子を見、あの手この手で頑張ってついに身柄を確保した。
青い眼をめらめら燃やして怒っていたけど、不妊手術を済ませ、河原へ戻した。
アミちゃんやムスメのチュンチュンとはどんな風に再会しただろう。
当時の洋ちゃんたちはねぐらが不明だったから、知りようがない。
見知らぬ住宅地で2ヶ月ものあいだ、野良猫として過ごした洋ちゃん。
河原へ戻ってから、またごはんを食べに来るようになり、
ここ数年はすっかり甘えん坊の猫さんへと変貌を遂げた。
耳のぼこぼこは、蚊が出始めるとたちまち悪化する。
家に保護しさえすればあんなに酷くはならないと
分かっていても保護できなかった。被毛は柔らかく、気質は穏やか。
もともと外で生きるような子ではなかったのに
あの過酷な環境でよくまあ頑張ってきたものだ。
洋ちゃんのあれこれを思い出すと、、しみじみ感慨深い。
洋ちゃんは伝説の河原猫になった。

ズーズー、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、花子、トラぴんコシロ、クロスケ、ブー、ミルク、ビータン、キジ丸、コハチ、ムギちゃん、とっと。
確認猫数16。
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Sun, 11 May 2008
洋ちゃんアミちゃんの門出
朝から何度も洗濯機をまわして終わらせた洗濯物を
干さねばと
カゴを抱えて外に出るたび引き返す。
霧雨が降り止まず。
夕方、曇り空のなか河原へ向かう。
ズーズー、ハッチ、ヨーコママ、花子、シロママ、トラぴんコシロ、クロスケ、
コハチ、キジ丸、ブー、ミルク、ムギちゃん、とっと。
確認猫数15。
Mさんとみんなの食事を見守った。
ごちそう缶6個小8個、ごちそうドライ600g、泌尿器疾患用ドライ100g、ミルク500ml。
ハッチ、コシロ、ミルクに薬。
家に戻ってからうちの猫たちのトイレ掃除、ごはんも済ませ、
洋ちゃんアミちゃんをお届けする準備をした。
猫缶とドライ、猫砂、櫛、首輪と迷子札、手作りの爪研ぎ等々。
ケージを2つ組み立て、シーツと敷物を敷いてカバーを掛ける。
今日はなんだかとても寒かったのでこたつを入れていた。
洋ちゃんアミちゃんは専ら中に籠もり、そこにチュンチュンやヒヨシも合流。
身の置き場所が近すぎたかで、アミちゃんとヒヨシが取っ組み合いになった。
アミちゃんが悲鳴を上げ抜け毛を散らしながら逃げ
探すと本棚の上にいた。いざというとき捕まらないと困るので、
少し早かったけれど下ろしてケージに入れた。
大きな声で泣いた。
それから、こたつの中で寝そべっていたようちゃんをケージに収容した。
二人揃って大きな声で泣くので縁側に出した。
泣き声が家の中にも聞こえてくる。
とても切なかった。搬送をお願いした車が来るまで準備に追われる。
チュンチュンが異変を察知し走り回る。
ばったり出くわした私を眼にいっぱい涙をためて見上げていた。
見つめ返しても目をそらさない。

河原から連れ帰って一ヶ月余り、正確に言うと37日間、
私の家の環境が二人にとってそれほど良くはなかったにもかかわらず、
見事に適応して過ごしてくれた。特に洋ちゃんの落ち着きには驚かされた。
外の世界への未練も全く見せず、長い旅から戻った人のように休んでくれた。
お別れがどうしても来るのなら、今日潔く送り出さねばと意を決して送り届けた。
新しい家で新しい家族と、幸せな毎日でありますように。
送り出すどの子にも願ったように
洋ちゃんと
アミちゃんにも
幸せを願って別れてきた。
緊張で硬くなっていたアミちゃんに緑の首輪、
カメラを向けてもこちらを見てくれなかった洋ちゃんには白い首輪
おそろいでつけてきた。
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Sat, 10 May 2008
群れ咲く草花
一日ぐずついた挙げ句、夕方は冷たい雨がざあざあ降った。
レインコートの上下と長靴で河原へ向かった。
Oさんが先に来て猫たちの配膳を進めてくださっていた。
アカツメクサの色が鮮やかだ。
土手に群れ咲く花々にも雨は恵み。
材木置き場の僅かな隙間で、トラぴんコシロが団結していた。
ハッチ、ズーズー、シロママ、ヨーコママ、トラぴんコシロ、クロスケ、ビータン、
キジ丸、ブー、ミルク、とっと。確認猫数13。
ハハコグサ・・ 摘んでコキジに あげよかな>ズーズー

昨日はズーズーを囲んでみんなで遊んだ。
ズーズーはよく遊ぶ。よく遊んで良く育った猫さんらしい。
いつか別れる日も来るのかと、思うとサミシイ。
草花や樹木の名前をよく知っているTさんに
あれはなに?これはなに?と聞きながら
Oさんと3人で土手の道をゆっくり歩いた。
5月はくさばながたけなわの季節。

ノイバラとヒメジオン 積んできたヘラオオバコとアカツメクサを瓶に差した
明日日曜日 遂に洋ちゃんアミちゃんお届け
黒丸を託すご家族の元へお届けする日は15日になる予定。

ご心配をおかけしましたたくさんのみなさま
ご支援いただいたみなさま
フードや薬や物資をお届けくださった皆様
本当にありがとうございました
河原猫を代表して 洋ちゃんがご挨拶いたします。
「ふつつか者のアミちゃんですが、あたしがしっかりと指導して
立派な家猫になれるよう、仲良く力併せてがんばります。
これからもどうかどうか見守ってくださいますように」
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Fri, 09 May 2008
擬態するヨーコママ

ヨーコママが見えないなあと思いながら配膳を進めていくと
畑から戻ってきたTさんが、
「ヨーコママだったらほらそこに・・」
見ればいつもの切り株ですっかり擬態していた。
畑に行くときも見たというから、かれこれ3時間以上
そこを動かずいた事になる。
調子が悪いのかと言えばそうでもない。
のんびりストレッチをしてから
ごちそう缶をおいしそうに食べてくれた。
ヨーコママはそれからおもむろに
シロママハウス地主さんの畑の奥へ移動し
今度は灰色のゴミの山で擬態した。
そうしてうずくまっていたら、全く見えなくなるから不思議だ。

材木置き場には、トラぴんクロスケコシロの4匹。
仲良く一緒にいる。
クロスケはびビビリ猫さんなので、カメラを向けると逃げ腰だ。
トラぴんがいても人間が怖いのだけはどうにもならない。

こんな悲しい五月は初めてだよ>ぴん
ブーちゃんの出現に空気がさっと青ざめた。
ミス河原ポイントはたちまち草ぼうぼうで、土手を下りるのも大変となった。
もうあちらにはごはんを置かない。
だからブーちゃんはのっしのっしやってくる。

ちょんまげシッポをぴんと立てて、おいしくいただくごはん
ああ、今日も食べられてオレは幸せだ・・幸福をかみしめる

ピンちゃんに追い払われて原っぱに行けば
指令を受けたコシロにも行く手を阻まれ、
どうにもおもしろくないからシロツメクサにしっこして
再び放浪の旅に出る。ったって畑一周してくるだけだけど・・

オレはサミシイサミシイブーなのだ
ブーちゃんのおばちゃんに、手術捕獲の了解を取ってもらった。
異存は無いとのことなので、近々やるぞと覚悟を決めた。
ズーズー、シロママ、ハッチ、ヨーコママ、トラぴんコシロ、クロスケ、ブー、ビータン、キジ丸、ケイちゃん、ムギちゃん、コハチ、ミルク、とっと。
確認猫数16。
筆ちゃんが砂トイレにオシッコもウンチもしていたそうだ。
第一歩滑り出した。
がんばれ。
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Thu, 08 May 2008
筆ちゃん移送
夜、筆ちゃんをUさん宅よりゴロママ宅へ移送。
つぐら型の布製ベッドにこじ入り、まるく固まった筆ちゃん。
ケージを移す際、ブラシしたり撫でたりして声をかけ続けた。
威嚇もしないし、攻撃してくる気配もない。
ただ怖くて硬くなっているだけと見た。
眼が少しだけ和らいだので、きっと大丈夫と思えた。
家猫修行が順調にいくことを願い、後を託して家に戻った。
ズーズー、シロママ、ハッチ、ヨーコママ、トラぴんコシロ、クロスケ、ビータン、キジ丸、ケイちゃん、とっと。確認猫数12。
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Tue, 06 May 2008
薬

本日のトラぴんコシロ

本日のシロママ
トラちゃんの傷はそれほど酷くないようだけれど
抗生物質をごはんに混ぜた。
ピンちゃんとコシロ、クロスケも加わり
心配そうに地蔵様を囲んでいた。
明るく輝く日差しのなかで、猫たちの表情の暗さが
ちぐはぐに見えた。
コシロに続けている薬が効いている。
口の周りがきれいになっている。
ハッチは立ち上がって口をかきむしる。
黒ずんだ手の先。
それでも定位置について薬入りごはんを
食べきる。
ズーズーは遅れて出てきた。
ヨーコママの姿は見あたらず。
ハッチ、ブー、トラぴんコシロ、ズーズー、シロママ、クロスケ、ビータン、とっと。
確認猫数10。
風が強く吹いて、気温が高かったわりに涼しく感じた。
私有地立ち入り禁止看板に貼っているチラシをめがけて
土手を下りてくる人がいた。
なにが書いてあるのだろうと気になって読みに来たそうだ。
ここで起こった事件のことを話し
不審者を見かけたら通報してくださいとお願いした。
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Mon, 05 May 2008
トラ地蔵VSブーちゃん
問題児ブーちゃんが、なんとっ!
トラ地蔵様と土手下の道で取っ組み合いになっていたらしい。
午前中、ブーちゃんの追っかけおばちゃんと、餌やりおばちゃんとが
たまげて土手を駆け下りたらしい。
ちょうど居合わせた友人が、かくかくしかじか
ここで手術していないのはブーちゃんだけであることから
こういう不穏な事態になるのだ、
ブーのためにもみんなのためにも、早急に手術せよと迫ってくれた。
追っかけおばちゃんは渋りつつ、やると約束したそうな。
しかし捕まえる事ができないとも言ったそうな。
私としては、ブーちゃんを捕まえ手術に運ぶことになんら異論はなく
これまでしてきたみんなと同じように
ブーちゃんめがけて突き進みさえすれば道は開かれると思っており
問題があるとすれば、
追っかけおばちゃんに断りを入れるのがちょっとばかり面倒だった次第。
善は急げ、これよりブー対策に本腰を入れる決心をした。
トラ地蔵様が首にざっくり傷を負った。
いやはや・・シマを張っているのだなあと、
材木置き場でとぼけている地蔵様をば畏敬の念を持って見やり
同時に痛かろうと同情した。
ピンちゃんコシロクロスケが、泰然と座る地蔵様に寄り添っている。
毎日胸がジンとする。
ズーズーとヨーコママは一体どうなっているのやら

ズーズー、ブー、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、花子、トラぴんコシロ、クロスケ、ビータン、ミルク、キジ丸、ムギちゃん、とっと。
確認猫数15。
河原の帰りに筆ちゃんに会いに行くと、中ケージの奥で固まっていた。
トイレも食事もほとんどせずにずっとそうやって不安そうに固まったままなのだそうだ。
これではかわいそう、ケージから出して自由にさせてあげたいと話し合った。
ミス河原親子を預かっていただいたゴロママ宅に置いてもらえることになった。
筆ちゃん移送決定。
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Sun, 04 May 2008
おやまあ
すってんころりんから一夜明け
右腕が肩から上に上がらない他は
どうって事はない。
体中みしみしするのも、考えようによってはいつものことだから
どうって事はない。
湿布を数枚貼り
憧れのスーパースター「えっちゃん」から
自分はなんと遠いことかと思った頭をぶんぶん振って
朝からもりもり動き始めた。
午後また雨が降る。
行楽ムードに湧く地上を嗤う空模様。
少し遅くに着いた河原でMさんと
畑帰りの華奢な猛者Tさんと合流。
先日生け垣乱切り事件の時、誰よりも先に暴挙に怒り
抗議してくれた人だ。
おやまあ その(1)
あちらの畑で
ブーちゃんがケイちゃんを追いかけていた
という目撃情報に目が丸くなる。
おやまあ その(2)
ムギちゃんが畑に来る人の車にすりすりしていた
という目撃情報にも驚いた。
人には全く寄りつかない子だとばかり思っていたのに。
確かにスリスリは人に、ではなく車に だけれど
かわいがられているのかしら
うんにゃ あり得ん
等々話し合った。
今日は静かな材木置き場、トラぴんコシロに
クロスケが加わって固まっていた。
おやまあ その(3)のズーズーが
最後まで私たちに甘えていた。

材木置き場からシロママハウスに移動したママ
ズーズー、ブー、ハッチ、花子、シロママ、ヨーコママ、トラぴんコシロ、クロスケ、
ビータン、キジ丸、ムギ、ケイちゃん、とっと。
確認猫数15。
お届けから一週間
お試し中ミス河原親子、順調に慣れ、「この子たちを終生我が家にて」とご連絡をいただいた。
ヘラちゃんはだんだんリラックスしてきて、ブラッシングや撫で撫でを受け入れてくれたそうだ。
どちらも嬉しいニュース。
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Sat, 03 May 2008
取り越し苦労
午前中いっぱい、昨夜からの雨が続いて
最悪の天候だった。
午後から回復した日差しが、濡れた緑を輝かせる。
連休だからして
何事もないはずは無いのである。
従って
キャンプ場に人があふれ
子供たちが歓声を上げて駆け回り
車が乗り込み
自転車やオートバイが並び置かれていても
驚くことではないのだ。
それにしても・・
なんと言ったら良いのだろう。
材木置き場で小さくなって
コシロとトラ地蔵が固まっている。
ぴんちゃんも情けない顔で
トラ地蔵頼りとばかりにしがみついている。
ガオの道の餌場まではなんとか通常通りに配膳できた。
るんるんで食べたズーズーは、私の後を追い始めたところで
キャンプ場の賑わいにたじろぎ、これはヤバイと思ったか
そぉーっと姿を隠した。

野球小屋へは、キャンプ場を通れそうになかったため、
自転車で駐車場を迂回して到達。
クロスケとムギちゃんを確認してからしばらく
キャンプ場から聞こえてくる宴会の賑わいを背に座っていた。
材木置き場を動かないトラぴんコシロが心配で
行ってみようと立ち上がって土手を下りる際
ぬかった土を踏んだ靴が滑って
尻餅をついてしまった。
小さな裂傷一個作った左手の平がたちまち腫れ
荷物を担いでいた右腕が付け根から痛んだ。
ああシマッタと思ったときはもう遅い。
大事はなさそうだけどイタタの手。
材木置き場を見下ろせる向こうの土手へ戻ると
M夫妻が立っていた。Oさんもやってきた。
フードを持ってきてくれたお客様も一緒に立っていた。
どうにもこうにもしようがないねと言い合い、引き上げることにした。
帰り際、いつの間にそこまで行ったか
遠くの畑にぴんちゃんが見えた。ネットや金網の張り巡らされた畑、
ひょっとして出口を失って困っているのではないかと
しばらくみんなでぴんちゃんの名を呼びながらウロウロしてしまった。
取り越し苦労だったようだ。
ズーズー、ヨーコママ、シロママ、ハッチ、花子、トラぴんコシロ、
ビータン、クロスケ、ムギ、ケイちゃん、とっと。
確認猫数13。
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Fri, 02 May 2008
ズーズー
ズーズー、シロママ、トラぴんコシロ、クロスケ、ビータン、ムギちゃん。
ポイントを順に歩き、会えた子は8匹だけだった。
とっとを入れて確認猫数9。
材木置き場、竹薮、野球小屋と
律儀に黙々ついてきたズーズーが、最後の仕上げとばかりに
食べる傍らに座って静かな河川敷を見渡す。

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