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Mon, 30 Apr 2007

木の葉は緑



まま、だいじょうぶ?>ノコ

まま、元気を出して>コネ

たいへんだ、どうしよう>影丸

どうしよう>クロッケ

どうしよう>チャミ

こどもたちや
心配かけてごめんね
そのうちなんとかなるよ>ヨーコママ

2007年4月30日という
これから先、二度と刻まれることのない
二度とこの数字で言い表されることのない
一日が終わった。
ああ4月が過ぎたと、
何でもないことに感心している。
木の葉は緑、燕の飛来、
河原に通うことで
移る季節がはっきり見えるようになった。

ブーはどこでどうしているのやら・・
私が行く前に、いただいたカリカリを食べて
引っ込んでしまったらしい。
がっかりさせまいと気を使って
ミス河原が足元に絡みついて一緒に土手を下り
お皿にドライとレトルトを入れる手元をじぃっと見つめ、
それが今日初めて食べる食事であるかのように
一生懸命向かってくれた。

ガオの道で一人脱落。
ヨーコママが左の目を目やにでいっぱいにして、
畑に積まれた古木の上で香箱を作っていた。
ごはんに駆け寄る気分ではないと
物憂げにこちらを見た。
手を延ばすと逃げなければと思う子なので
手を出せない。

シロママハウスへ移動したヨーコママを追って、
ごはんをそっと置いた。

竹薮で配膳してから、持っていったフロントラインプラス5本、ぴんちゃんクマちゃん、小夏とズーズーにつけた。
最後の一本はサリーにつけた。
呼ばれてホイホイ寄ってきたぴんちゃんは、首筋を掴まれて「しまった!」と慌て、つけている間、ひぃーっひぇーっと暴れた。
前回3度もしくじったトラ地蔵さま、食べているとき背中を撫でても逃げなくなったので、関係は少しだけ修復されている。もう何度か、「撫でるだけでおかしな真似はしないようだ・・・」、とインプットされたら、チャンスはあるように思う。ここで焦って掴み損ねたら、また一から出直しになる。慎重に行こう。

ミルクが来ないなあと思ったら出てきた。
そばへごはんを置きに行く。
私が離れるまで近寄らず、十分離れてからごはんにかかる。相変わらず大変用心深い。
ヒゲゾウがいないなあと思ったら、これもまた出てきた。そばに置いてあげたごはんを無視してどこかへ消えた。相変わらず大変えらそうな態度である。
ドラム缶にごはんの残りを足しに行くと、消えたと思ったヒゲゾウが中で食べていた。
覗き込んだら、奧で思いっきりシャーーッとやる。

一緒に不調を乗り越えてきた仲ではないか
シャーはないでしょシャーは・・・ん?ヒゲや
ぶつぶつ言いながら
お皿をそっと引き寄せ、追加を乗せて戻すまで、パンチは来なかった。
いくらか人間語を解すようになったみたいだ。

ミス河原、ズーズー、小夏、筆、シンクロ、シロママ、ハッチ、ヨーコママ、コキジ、トラピン、コシロロボ、クロスケ、ビータン、曲がりしっぽの黒、クマちゃん、洋ちゃんアミちゃん、ケイちゃん、黒丸、サリー、ムギ、キジマル、ミルク、ヒゲゾウ、シィトットララ。確認猫数29。
猫缶大8個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶3個レトルト6袋、薬とサプリ入りa/d缶1個、栄養スープ入りごちそうふやかしドライ40g、ごちそうドライ120g+250g、ドライ1kg、ミルク500ml。
フロントラインプラス5本。




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Sun, 29 Apr 2007

お客様


 ボクは硬いです
 なぜかというと・・
 地蔵さまだからです

 ガジュマルの木でもあったら
 そこで瞑想したいところですが・・
 無いから笹藪で瞑想

 そのうち材木置き場で
 悟りを開くかも・・・

 足場は悪いけど、
 修行にはもってこいです
 崩れても潰れません
 だって、地蔵さまですから
 

程良い日射しと爽やかな風。
ああやっと
やっと良い日が巡ってきましたね。

授業の課題で猫の写真が必要になったという
高校生の子どもを連れて、しばらく会えなかった友人が河原へ来ることになった。
会う前に猫たちの配膳を済ませておこうと急いだ。

土手をのどかに歩く人が多い。ガオの道から荷物を持って餌台のある裏側へ潜ると、ズーズー、小夏、シンクロ、筆ちゃん、花子、ハッチ、シロママヨーコママまで順調に集まってきた。

材木置き場に猫影は無し。キャンプ場にも野球小屋にもいない。子どもが数人、手に手に長い棒を持って振り回していたから、君子危うきに近寄らずで、隠れてしまったようだ。それでいい。子どもたちはただ無心に遊んでいただけで、猫にどうこうしようなどとは思ってもいないのだけれど、もしもそこに猫が来たら、追いかけて触りたくなり、届かないと棒で突きたくなるというもの。不用意に姿を見せなければ何も起こらない。

竹薮入口でコキジが念入りに顔を洗っていた。そばまで行って先に進めず立ち止まり、具合でも悪いのかと心配で覗き込んでしまった。
ひとしきり食事で湧き、大丈夫、みんな元気と確認できた。野球小屋の裏手は惨敗。あのにぎわいでは出てこられない。置いたごはんには、すぐ蟻が集ってしまった。一緒についてきてくれた小夏以外は、サリーもムギもキジマルも、とにかく誰も来なかった。
グランドの水場を諦めてギコギコ井戸でお皿を洗ううち、友人が到着した。
一時間あまり、一緒に猫たちの居る場所を歩いた。

みんなのお客様の迎え方はちょっと硬めだったけど、小夏だけは張りきっていた。クマちゃんは顔色を変えず悠然と構え、ぴんちゃんはちょろちょろして落ち着きがなかった。トラ地蔵さまはご機嫌ななめでむっつり。洋ちゃんアミちゃんは逃げ腰。臆病で人慣れしていないハッチやコシロなどは、カメラを向ける前に逃げてしまう。ズーズーがズーズーらしくなく引っ込んでしまったのが意外だった。黒長も引き気味だった。
こんな調子で、必要なデータは集まったろうか。

畑帰りのTさんが届けて下さった掘りたてのタマネギ。
こんなにぷーんと甘いにおいの立ち上るタマネギは初めてだ。


ミス河原、小夏、ズーズー、筆、シンクロ、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、花子、コキジ、トラピン黒長、コシロロボ、洋ちゃんアミちゃんクロスケ、曲がりしっぽの黒、クマちゃん、ヒゲゾウ、シィトットララ。確認猫数24。
猫缶大8個ごちそう缶1個薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶大2個小8個レトルト4袋、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Sat, 28 Apr 2007

シンクロの話


 みなさん
 私は捨てられて
 ヨレヨレに痩せました

 猫はどうにでも食べていけるものさ
 だなんて、とんでもありません
 どんなにひもじかったか・・

 あれから2年半・・
 ガオの道で着実に太りました
 ちょっと太り過ぎかな・・と思い

 ストレッチなど念入りに
 行っています

 飛び立つ鳥に向かって
 猛ダッシュするのも
 良い運動でございます

 どんな事情があっても
 決して猫を捨ててしまおうなどと
 思ってはいけませんよ、
 ではさようなら>シンクロ


小夏が骨と皮でヨロヨロ歩いてきた、
だなんて
到底想像できない。
この甘えん坊が飼い主に見捨てられて、
食べるものもなく歩き続けていたのだ。
想像を絶する。
小夏の河原暮らしはもう6年。
小夏に遅れること一年後
ボロ雑巾のように痩せこけたシトラが
おじさんの小屋にやってきて
小夏とシトラは、互いの不運を慰め合うように
親子でも姉妹でもないのに
親子以上姉妹以上に緊密に
ぴったり身を寄せ合って暮らしたそうだ。
片時も離れずにいたのに
シトラが仔猫を産んだのを機に
小夏が出て行った。
以来、おじさんに会って甘えても、
決して小屋へは戻らない。

野球小屋の裏で配膳するとき
随行してきた小夏に必ず声をかけ、
それから抱き上げて
おじさんが小夏の昔話をしてくれる。

2004年夏、
シンクロをガオの道で見つけたときは
まったく子猫かと思った。
痩せて骨張っていて小さく見えた。
甘えん坊なのは後でわかった。
会った頃はすっかりしょげていて、
甘えることも忘れていた。
手術に運んだとき
もう5歳くらいにはなっているよと言われた。

キャンプ場を走るシンクロは
サファリの黒豹
木登りも上手
素晴らしい運動神経の持ち主だ。
それからとても良く遊ぶ。
天真爛漫、縦横無尽に遊ぶ。
みんなの中の一人でしかないのを
賢いシンクロはわかっているから、
あんまり私に期待しないことにしたようだ。

帰り際に抱っこすると申し訳なさそうに縮こまり、
それから、
なつかしさに目を閉じる。
私の腕にかけた手には
ぎゅうっと力が入っている。

最初から河原しか知らない子に比べると、
飼い猫だった子達はとにかく痛ましい。
痛ましくてならない。

午後3時頃から空かき曇り、
当たると痛い大粒の
雨が降った。雷もピカピカ光り
腹に響く音が鳴り渡った。
5時頃雨がやんだときに河原へ急行。
猫たちが食べている間
降らずにいてくれた空に感謝した。

ミス河原、ズーズー、小夏、シンクロ、筆、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、トラピン黒長、ロボ、クロスケ、曲がりしっぽの黒、クマちゃん、ケイちゃん、ヒゲゾウ、洋ちゃん、アミちゃん、サリー、花子、シィトットララ、キジマル、ムギ、モップ。確認猫数27。
猫缶大8個ごちそう缶1個薬とサプリ入りa/d缶1個、ごちそうドライ200g(半分は栄養スープを入れ、お湯でふやかして持参)、現場で追加ごちそう缶2個小6個レトルト4袋、ドライ1kg、ミルク500ml。

ネコをステテハ イケマセン





河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Fri, 27 Apr 2007

二週間ぶりのマダラ


おひさまが
沈んでいくね

ボクには今日も
いい一日だったよ

シンクロ、生意気な筆ちゃんに
「喝!」

ああ・・こわかった。>筆

四月下旬だというのに
今日も風が冷たくて肌寒い。
薄いウィンドブレーカーの下に
フリースの上着を着こんで河原へ向かった。
今日のブーはミス河原と一緒。
あくまでも控えめに藪の中から、
ボクはここにおりますと顔を出す。

ガオの道では、餌台で配膳する間のママたちの行動がオモシロイ。道から何度も交代で覗き込み、いよいよ私が立ち上がって道へ出ると、くるりと向きを変え薮へ潜り込んでいく。草が深くなっているから、早く潜られてしまうと待機場所がわからない。ちゃんとそれぞれ、ここから入りますよと、知らせながら潜っていくのだ。

竹やぶの中で待っていた子達はザワザワッと集まって、置いたお皿をとっかえひっかえ移動しながら食べる。でも、よく見るとそんなに食べていない。あちこちに猫ごはんが残っていたので、誰かが配膳したあとなのだろう。竹輪やチーズも撒かれていた。
地面に撒かれたものは片づけた。

コキジと黒長シッポの姿を見ることができなかった。

このところクロスケがよく出てくるようになった。ビータンのいたテーブル下で食べている。覗き込んで顔だけ見るとビータンだけど、動いたときシッポを見ると、先が△に膨らんだクロスケのしっぽ・・
カメラを向けるといそいそ背を向けて逃げる子なので、画像はとても少ない。いつも隠密行動で食べ続けている。
野球小屋の裏手に、一週間ぶりにムギちゃんの姿を確認。
お皿も洗い終わって最後帰りがけ、追い縋るようにマダラが登場。2週間ぶりに確認。
随行していた小夏とズーズーは、マダラのために追加したお皿をどこへ置いても寄って行くため、肝心のマダラがなかなかごはんに取りかかれない。
なんとか小夏たちを抑えて食べさせた。自転車に戻ってガオの道のお皿を回収。野球小屋からマダラが来て、前輪に体をこすりつけていた。もっと出してちょうだい、なのだと了解し、藪下へ入って鳴いているマダラに差し入れた。マダラが派手に鳴くものだから、筆ズーズーシンクロ小夏、みんな集まってしまった。包囲網の中で落ち着かないお代わりを食べ、生け垣の木に登ったようだ。トラに囲まれたチビクロサンボみたいに、枝の上でずっと鳴いていた。

ミス河原、ブー、ズーズー、小夏、シンクロ、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、筆、トラピン、コシロロボクロスケ、洋ちゃんアミちゃん、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、サリー、黒丸、ムギ、ヒゲゾウ、シィトットララ、ミルク、マダラ。確認猫数27。
ねえ猫缶大8個ごちそう缶1個薬とサプリ入りa/d缶1個+現場で追加猫缶大3個ごちそう缶3個小3個、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。



河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Thu, 26 Apr 2007

寒の戻り


あ なかよしさんたちだ!

ちがうよねー>小夏
 んだんだ>シンクロ

ぜーんぜん仲良くないよ>二人

何でボクが来たら
二人とも行っちゃったの?>クマちゃん

小夏とシンクロとクマちゃん


お天気が回復して喜んだのに
夕方になると冷たい風がぴゅうぴゅう吹いた。
ごはんの売れ行きは頗る悪く、
この寒さがうらめしいと
みんなに睨まれた。
愛想の良くない子達は
いつもよりいっそう
無愛想だった。

それでも行く先々
まわりに集まっていたのは
寒いぞ、何とかしろと
文句でも言いたかったのだろう。
気勢を制して
誰彼構わず
寒いネー寒いネー
食べてねー
食べないなら片づけちゃうよー
と声をかけた。

ミス河原ポイントに現れなかったブーが、
ガオの道のはずれから、
こちらの様子をじぃっと見ている。

あちらでミス河原に気遣って小さくなっていても
こちらよりは楽と悟ってはみたが、
何となくこちらも気になるから顔を出す。
明るく「やあみんな元気かい」と言えないブーや、
気持を変えて走ってきたら、
あんがいうまくいくかもしれないよ。

クマちゃんとシンクロに目やにが出ていたので、
それぞれタオルで拭いてきた。

ミス河原、小夏、ズーズー、シンクロ、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、ヒゲゾウ、筆、ブー、トラピン黒長、コシロロボクロスケ、コキジ、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、キジマル、ミルク、洋ちゃんアミちゃん、サリー、シィトットララ。確認猫数27。
猫缶大8個ごちそう缶1個薬とサプリ入りa/d缶1個;現場で追加猫缶大2個ごちそう缶3個、ドライ1kg、ミルク500ml。

オマケ画像
ガオの道で日没に黄昏れる小夏



河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Wed, 25 Apr 2007

雨上がり


草がぬれて

竹薮はどんより

草が濡れて

食べに来るのが大変

だけど食べなくちゃ


あちらこちらで花が咲いている。
ハナミズキも白い花がにぎやかに咲いた。
藤棚は絢爛豪華に紫の花房が垂れ下がり
色鮮やで華やかなボタンもツツジも
繊細なシャガも咲いている。
土手もよく見ると、勢いを増した草が 
色とりどりの花をつけている。

こんなに咲いても暗い一日だった。

小夏は時間に正確で、前日の時間を覚えている。
雨だと待機場所が違うので、小夏の時間よりも早くガオの道に行った私に気づかなかったようだ。通り過ぎてから出勤した小夏は、私が来るのを待っていた。野球小屋裏で配膳中、まだ小夏に会っていないのがどうにも気になり、キャンプ場からガオの道に向かって名前を呼び続けてみたら、声を聞きつけ、飛ぶように走ってきた。
ずっと降り続いた雨で草も地面も濡れている。
猫たちも濡れている。
ギコギコ井戸でお皿を洗い竹薮へ籠を置きに戻ると、逃げかけたぴんちゃんが私と知って踏みとどまり、シッポを高く持ち上げた。頭を撫で背中を撫でた。触れなかったぴんちゃんが、こんなに変わった。
路線変更した洋ちゃんと同様、感慨深い。
でへでへでへ
撫でられているぴんちゃんの可愛いこと・・

竹薮へは入らなかったけれど、小夏は出遅れた分取り戻そうと、その後もずっと随行。ガオの道餌台のまわりのお皿を回収してサア行くぞ、という時、モップが見えた。追加缶を開けに戻ると、餌台の後ろから回り込んだモップに、筆ちゃんが襲いかかってビシバシパンチの応酬になってしまった。こんな事でへこたれてたまるかと、モップも鼻息が荒い。筆ちゃんを退かして、モップにお皿を寄せてやった。猛然とかっ込む。
顔を上げたとき大きな目に瞬膜が出ているようで気になったけど、こんな陽気だからね。一時のことであって欲しい。沢山食べて、元気でいてね。

ミス河原、ズーズー、筆、ハッチ、シンクロ、ヨーコママ、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、トラピン黒長、コシロロボ、シロママ、ビータン、コキジ、洋ちゃんアミちゃん、ミルク、キジマル、クロスケ、ヒゲゾウ、サリー、小夏、シィトットララ、モップ。確認猫数28。
猫缶大8個ごちそう缶1個薬とサプリ入りa/d缶1個+現場で追加猫缶大2個ごちそう缶2個小2個、ドライ1kg、ごちそうドライ250g、ミルク500ml。
 
オマケ画像 つっかかる筆ちゃん
「アタシよりカワイイ子はみんな嫌い・・」




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Tue, 24 Apr 2007

どうやらはぐれ仔猫出現


あたたた 手が挟まっちゃった

長いこと生きていると
時にそういう失敗もあるのよ

どうってことないわ

ふぁぁぁぁ~~
恐ろしげなあくび画像だけど
ヨーコママの口の中は健康 と
確認できた

水鳥がつーつーまっすぐな線を描きながら
河岸と中州の間にできた動かない水の上を
進んでいく。
霧雨が降ってきて、このさき
猫たちに配膳する間もってくれるかどうか・・

ミス河原の所は、土手も下の道も草が深くなって大変になってきた。ブーも不在で猫たちの気配は無く、空の器を木の上からカラスが見下ろして騒いでいる。さしずめ「ごはんどっさり置いていけー、置いたらとっとっと消えろー」だろう。置いても無駄かと思いながら、ドライだけ少し入れたお皿を草陰に隠して次へ移動。
遠く小夏とシンクロが見え、手前にミス河原の黒い背中が見えた。私を捜しにあちらまで出かけていったようだ。「ままー」と呼んで自転車を止め、缶一個持って引き返す。ミス河原は上の道を行き、私は深い草の中を歩いた。着いてもミス河原が下りてこないので上の道へ見に行くといない。行ったり来たりキョロキョロ探すうち、小夏が来てしまった。忽然と消えたミス河原が置いたごはんの所に来ていた。なんだか狐に抓まれたような、草の中の行ったり来たりだった。小夏に声をかけながら、一緒に自転車へ戻り、いつも通りの配膳を開始した。
竹薮ではケイちゃんが泣き泣きやってきて
差し出されたごはんを前にしょんぼりした。
少し大げさに、アタシは口がイタイイタイ と頭をふってからうしろに下がり、ごはんに背を向け座った。
しばらくケイちゃんを見ていると、奧の餌台へ向かった。そこのごはんなら食べられそうな気がすると思ったようだ。あちらにも、薬を入れたa/dを隠して仕込んである。口に入ってくれたらいいなと思いながら見ていた。

野球小屋裏手は竹薮からついてきた子達がいっぱい集まり、にぎやかだった。雨がだんだん強くなったので、洗い物を急いでお店を畳んだ。シィトットララのおじさんが、昨日私が見た白黒猫をやはり見たそうだ。
あれは仔猫だねと言っていた。

ミス河原、小夏、シンクロ、ズーズー、シロママ、ヨーコママ、筆、コキジ、キジマル、ミルク、ヒゲゾウ、ハッチ、トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、洋ちゃんアミちゃん、サリー、花子、シィトットララ、黒丸、新しい黒白猫。確認猫数29。
猫缶大10個ごちそう缶1個薬とサプリ入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶3個小6個、ドライ1kg、ミルク500ml。
オマケ画像
ケイちゃん 触れない子なのでなにもしてあげられない・・




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Mon, 23 Apr 2007

病めるときも


ハッチは今日もガオの道で
私の斜め後ろに座る

ヒゲゾウは野球小屋の横
姿勢正しくじっと待ち

裏手に回り込んで
一所懸命食べる

ハッチの頑張りには毎日励まされる。
口の痛みは無くなったわけではない。
それでも、ちゃんと食事に来て、食べていくのだ。
困ったこと その1
元気になったヒゲゾウは、しょっちゅう竹藪の奥で誰かと喧嘩している。相手は一体誰なのか、ぴんちゃんかズーズーか、あらかた食事が済んでみんな散った後、声だけ聞こえてくるのでわからない。
困ったこと その2
サリーはキジ兄妹のおじさんに慣れ、朝、昼、お腹が空くと訪ねていくらしい。おじさんは誰が来てもごはんを食べさせてくれるけど、キジ兄妹の♂が苦手なサリー、3匹が小屋へ戻って常駐するようになっているから、いつも戦闘態勢で入っていき、出くわすと、バカカバマヌケアホきゃーっ!!と、一人でわめいて、かっ込んで逃げる、のだそうだ。
夕方会うと、太った体を私にぶつけながら、今日も大変だったと訴える。ほかの女の子たちにはめっぽう強気だけど、雄猫にはてんでダメで、アミちゃんを尤も苦手としている。逃げると追いたくなるのが猫。苛められる原因をサリーは自分でわざわざ作っているように思うけど、生き方を変えるのってムズカシイからね。


病めるときも
健やかなるときも・・

高いところに引きこもりがちなマルが珍しく下りてきて
私の布団の上にあがってこちらをじっと見る。
そばに行って寝転がると、
私のお腹に体を丸めて寄り添う。

こうなってからどのくらい経ったのか忘れてしまったけど、あの手この手であれこれ食べさせ、サプリや薬を試み、不定期ながらステロイドの注射にも頼り、コウケントーの光も当てて、口内炎の痛みと闘ってきた。
最近のマルの食事は専らa/dだ。
居場所に躙り寄って、お湯で絞ったタオルで汚れた顔や手をそっと拭いてやり
薬をシリンジで慎重に含ませ、
それから
指先や手の平にほんの少しずつ乗せて
高栄養療法食のa/d約半缶80gを食べさせる。
悲鳴をあげて仰け反り、口を掻きむしろうとする手に手を貸してやると、スゴイ力でウンウン押して堪える。
そのあとそのまま断固拒絶の時もあるが、痛みをそうして越えた後 次に口元へ運ぶひとかたまりの、角度や、量や、タイミング次第で、また食べ始めてくれる。
一山口に運んでくれたらまた一山、口元へかざして食べさせる。
夕食にお刺身を柵で買った。
ヒヨシとチュンは生が好きだから、盛大に生の刺身を細切れにして与えた。クンちゃんもガオばあさまも少し食べた。クロちゃんは食べない。
マルは熱湯でさっと湯がいたのが好きだ。身を乗り出したけど、最初の一口が痛いところに当たったらしく、そっぽを向いた。好きなものも食べらずに苦しんでいる様子を見ると、生まれてすぐどぶ川へ流されたとき、生き残ったことがこの子の不幸だったのではないかとさえ思えて悲しくなる。
それから気を取り直し、10年の歳月を振り返る。

健やかなるときも
病めるときも
私たちは一緒に生きる。
がんばろう。

掘りたての筍を糠と鷹の爪を入れてじっくりと茹でた。いつもなら一晩おいて水につけ、筍ごはんや煮物やみそ汁にするところだが、教えて頂いた「刺身」で茹でたてを食してみたら、本当に美味しかった。鮪と筍の刺身、菜花と油揚げのあえもので、豊かな食卓になった。

ブー、ズーズー、小夏、シンクロ、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、モップ(良く来たね)、筆(モップに唸るな)、コキジ、トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、洋ちゃんアミちゃん、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、ヒゲゾウ、サリー、ミルク、キジマル、花子、黒丸、クロスケ、シィトットララ。確認猫数30+キャンプ場向こうの笹薮に見慣れない白黒猫目撃
猫缶大8個ごちそう缶2個、サプリと薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶2個小4個、ドライ1kg、ミルク500ml。
オマケ画像
今日も元気に転がるアミちゃん




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Sun, 22 Apr 2007

方丈記


ちょっと待ってね
クマちゃんとおでこ
ごっちんするから>洋ちゃん


ミス河原のシッポは
とてもお喋りなシッポなのだ


黒長シッポのシッポは
芸術的だけどお喋りではない


体全体でお喋りするからね

ツヤツヤでぴかぴかのミス河原が
シッポで作ったS字を揺らして出迎えてくれた。
ブーは申し訳なさそうに、体を薮にめり込ませたまま
顔だけ出している。
お皿が一枚しか見えなかったので
ブー皿を追加に持って土手を下りた。
平等に二つ作って食べさせていると、
いつもドライを置いていってくれる人がやってきた。
休日はワンコの散歩はご主人が担当なので
ぶらりミス河原に会いに来てくれたのだ。
不明のお皿は多分カラスが持っていったのだろうと
甘えるミス河原を挟んでお喋りした。

キャンプ場をワンコと通過したとき、
気弱な彼女の飼い犬を小夏が襲ってしまい
こちらは注意が必要と、謝ったことがある。
以来、犬を連れているときは不用意にキャンプ場やガオの道を歩かないように気をつけて
飛びかかった小夏のことも許して下さった。
ワンコの散歩は毎日欠かさない。
通過するたび、彼女の顔を覚えたミス河原が
甘えて駆け上がってくるのが可愛くて
ドライを置いていくのが習慣になったと笑っていた。
かわいがって下さって本当にありがとうと
心から御礼を述べた。

キャンプ場は人が消えて、静けさが戻っていた。
猫たちの集まりは頗る悪く
出てこない子が多かったように思う。
竹薮へ入る所の竹が不自然に捻り折られて
入口を封鎖していた。
誰が何のためにそうしたのかはともかく、
そのままにしておけないので、
剪定鋏で折れたところを切った。
風が強く吹いていて、根本の腐った古竹が
バタバタ倒れかかっていた。
それも取り除けるだけ取って、外へ運び出した。

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく止まることなし。・・・・朝に死し、夕に生まるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
方丈記を読んでみた。
もしなすべきことあれば、すなはちおのづから身をつかふ。たゆからずしもあらねど、人をしたがへ、人をかへりみるよりはやすし。もし歩くべきことあれば、みずから歩む。

もしなすべきことあれば・・
もし歩くべき事あれば・・

自分の身を使って動き
自分の足で歩んでいけばよいのだ。


ミス河原、ブー、小夏、ズーズー、シンクロ、シロママ、筆、ヨーコママ、ハッチ、ヒゲゾウ、トラピン黒長、コシロロボ、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、クロスケ、ケイちゃん、洋ちゃんアミちゃん、サリー、ミルク、シィトットララ。確認猫数27。
猫缶大8個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶2個小4個、ドライ1kg、ミルク500ml、薬とビタミンC入りa/d缶1個。




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Sat, 21 Apr 2007

キャンプ場はテント村


まるまるして
元気そうなミルクだけど
耳にちょっと問題あり

シンクロは目やにが出ている
小夏の真似をして
ダイコンナバナの花見

元気になってくださいよ

まるまるふとって
元気そうなズーズーだけど
鼻の頭にちょっと問題あり
模様なのか傷なのか・・
材木置き場に薪材が運び込まれたときから予測はしていたのだけれど、いよいよ本日より二日続きで、キャンプ場は野外活動日となった。道具類を搬入した車と子どもたちの保護者の車がガオの道に止まっていて、行く手は塞がれていた。

ミス河原ポイントでは今日もブーだけにょっきり。
薮から出した頭をイイコイイコして撫でた。
今日もキミだけかい?
オレだけで悪かったね。ぶー。
イヤイヤ悪カァないさ、さみしーだけだよ、
どうぞ召し上げれ、とやってきた後なので、
こりゃあてえへんな事態になっておるなと
暗雲立ちこめる思いになった。

ズーズー、小夏、シンクロ、筆、ママたち、はっちにヒゲゾウ花子。救いを求めるように薮から溢れ出てきた。
無力な私を許しておくれ、ねこたちや、
私にだってどうしようもないのだからね。

自転車をうんと手前に止め、猫エサセットを担いで徒歩で前進。誰もついてこられない。
大きな車の横を土手に足をかけながら通過し、材木置き場に誰もいないのをちらっと確認して、原っぱを横断して竹薮へ進んだ。原っぱで旗を立てていた青少年たちに頭を下げ、通らせて下さいね、と一応断りを入れた。

竹やぶの中へ入ると、みんなぎょっとしてこちらを見た。
緊張感がある。
ヨシヨシその調子、調子に乗ってあちらこちらフラフラしてはなりませぬぞ、じっと静かに良い子でおりなさいましね。静かにしていれば焼いて食われることも無かろうから、だいじょうぶですぞ。お、ピンのすけ、随分肩に力が入っておりますな。力を抜いてぐうたら寝ていなさい。まずは拙者、ねこのみなさまに美味しいメシを食わせますゆえ、集まって下さいな。

ぶつぶつと、半ばやけっぱちに説教を垂れながら配っていると、私の説教など聞く者もなく、むちゃむちゃとおいしそうな音があちこちでたっていた。トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、洋ちゃんアミちゃんクマちゃん、テーブルの下にクロスケ、遅れて来たビータン。これだけだった。ガオの道で会った子は、だれもいない。
いつもは遠回りして迂回するのだけれど、今日は意を決して竹薮からキャンプ場に出て、通らせて頂きます、と大きな声で挨拶しながら野球小屋へ向かった。

サリー、ヒゲゾウ(いつの間にここまで来ていたのだ?)、キジマルがいた。ミルクも来た。
しばらくして洗い物に下りていくと小夏が元気に走り寄ってきた。小夏は上手に突破してきた。ズーズーは目立つからどうしたって無理だろう。案外人見知りで臆病なのかも。小夏はこちらの食事は「別腹」らしく、労を労って開けた缶を、サリーと仲良く半分ずつ食べた。
確認猫数24+おじさんちのシィトットララ
*キジ3兄妹は殆ど野球小屋へ来なくなったので、名簿から抜こうかどうか迷っている。

猫缶大8個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶3個小6個、薬とビタミンC入りa/d缶1個、ドライ1kg、ごちそうドライ250g、ミルク500ml。
オマケ画像
勇敢な小夏 群れ咲くダイコンナバナを見る




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Fri, 20 Apr 2007

風邪かな?


大丈夫?
「・・・ダメ」

どんなかんじなの?
「あっクマちゃんだ」

「クマちゃんに聞いて」

ボクはね、元気が出てきたよ>クマ


竹薮まで配膳がすんだところで、カメラを持って原っぱに出た。食べ終わった子達を確認して回り、この所続いた雨と寒さで、みんなが調子を崩しているのに気づく。ヨーコママは涙目でくしゃくしゃしていて、左目の旬膜が出ていた。鼻水も。ミルクの耳が爛れている。シロママは目の縁が赤い。曲がりシッポも洟を垂らしていたし、シンクロは目やにが出ていた。

お天気の回復とともに、調子を取り戻してくれるだろうか。
ずっと不調だったクマちゃんが、久しぶりに竹藪を出て歩き回っていたのと、ガオの道でハッチが以前よりずっとしゃきっとしていたのはうれしかった。
手の先もそれほど汚れていなかった。

ミス河原、ズーズー、小夏、筆、シンクロ、ハッチ、ヒゲゾウ、シロママ、ヨーコママ、トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、コキジ、洋ちゃんアミちゃん、ビータン、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、サリー、ミルク、ムギ、キジマル、クロスケ、シィトットララ、花子。
確認猫数30。
猫缶大8個ごちそう缶1個薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶2個小4個、ドライ1kg、ミルク500ml。

今日も甘えんぼうの洋ちゃん
なんだかフランシスコ・ザビエルみたいだ




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Thu, 19 Apr 2007

雨後のブー


 洋ちゃんの基本形
 無愛想
 「今日もごくろうさま」

 ズーズーがちょっと気になる

 でも、アタックはしない
 「当たりガイのありそうな
 ガイだこと」

 アミちゃんが見てるから
 「見てるからね」>アミ

お天気は回復したけど
どうしたことか とっても寒い。
さむいよお。
ぽかぽか陽気を勝手に予測し
薄着で出かけたから震えてしまった。

連日雨の中を出てきたミス河原が
ポカッと欠席。
代わりに
連日雨だからと休んでいたブーが
にょきっと出てきた。
雨後の竹の子だ。
薮から顔を出したブー、
ごはんに向かって鼻をひくつかせながら
とんがってきた。
・・ヒゲが生えたタケノコだ。
顔だけ見ていても笑える・・
いや、笑っている場合ではないね、
そんなに卑屈にならなくていいから
早く出てきて食べなさいと促した。

畑帰りのフルートさんが土手を下りてきた。
両手にどっさり土の付いた野菜。
大根とニラと菜花を分けて頂いた。
苦労して育てた野菜だから、
とてもありがたい。
そして、新鮮だからとてもおいしい。
小夏とズーズーが、
中断した配膳をどうするつもりかと
落ち着き無くウロウロし、ヒゲゾウも来て睨むので
お礼もそこそこに再開した。

猫たちが活気づく。
みなお尻を持ちあげ気味で
食べるぞの気運が漲っていた。

ブー、ズーズー、小夏、シンクロ、筆、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、ヒゲゾウ、曲がりしっぽのクロ、ミルク、コキジ、トラピン黒長、コシロロボ、クロスケ、ケイちゃん、洋ちゃんアミちゃん、クマちゃん、サリー、キジ丸、ムギ、黒丸、シィトットララ、花子。確認猫数30。
猫缶大7個ごちそう缶2個薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶3個、小6個、ドライ1kg、ミルク500ml。
オマケ画像
ボクはズーズーとだけは戦いたくないよ>アミちゃん



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Wed, 18 Apr 2007

どろどろの雑巾モップ


コウちゃんの分まで

生きてね ケイちゃん

あたしも応援しているよ>まっちゃん

デビちゃんに続け!
ガンバレ 雑巾モップ

毎日話題にのぼるので調子づいた雨、
午後からまた景気よく降った。
とくに言うことはナシ。一言だけ
「レインコートが乾かないし、
猫たちも毎日濡れ猫でげっそりだから
明日はもう降らないでね」

ミス河原の所に置き忘れた透明傘の下に
誰かが3皿もドライを置いていた。
それぞれ少しずつ残っていたから、
ミス河原はいっぱい食べたようだ。
紙皿をゴミに回収、ブー皿を伏せて脇に寄せ
ミス河原にいつもの特盛りを一つ作って
土手を上って行きかけると
薮から飛び出してきて元気にニャアと鳴いた。
せっかくなので引き返し、
よく出てきたねと労ってあげた。

ガオの道の餌台の所で、
ずぶ濡れのズーズーが待っていた。
寝箱から筆ちゃん、駆けつけてきた小夏、
ここはこれだけかな・・と思ったところで、
モップが登場。
実に2月13日以来、久々に見るモップ。
連日そうやって、
みんなが食べ終わる頃合いを見計らって
来ていたのだろう。元気そうだった。
私を見て一度は後ずさりしたのだが、
気を取り直しこそこそと回り込み、
追加に開けたチャオ缶のニオイに
私の手元まで頭を突っ込んで来た。
(・・この子はどう見ても飼われていた猫だ)

チャオ缶1個を5ストローク半。猛然とかっ込んだ。
あらかた食べ終わると、
餌台横の傘の下で食べていた小夏のお皿を
威嚇して乗っ取り、これもあっという間に平らげ、
そのお皿に足を突っ込んで首を伸ばし、
そっと勧めたミルクをバシャバシャ飲んだ。
・・・スゴイ・・・
モップを捨てた人は、この子のことなどもう忘れたろうか。
都合良く、誰かに拾われたに違いないとでも思っているだろうか。
群れに馴染まず、人目を避け、這いつくばって歩き、一人で身を守りながら孤独にノラ暮らしをしている。
雨に濡れながらガツガツとかっ込んでいる姿、見せてやりたいものだとしみじみ思った。

他の子のごはんを横取りするなんてはしたないことはしたくないけど、空腹だとそんなことも言っていられない。
外暮らしするうちお嬢様も目覚めたのだろう。誰かの気障りになって排斥されぬよう食事の時間をずらし、何とかここに踏みとどまって生きのびている。ここ以外のどこにも当てはない。モップの食べる姿を見ながら、ついつい怒りがこみ上げた。

材木置き場には、ヨーコママとシンクロ、曲がりしっぽのクロと、それからコキジがいた。
竹薮に通いのケイちゃんがやって来た。
雨でも食べる。
食べることが生きることなら、天気に文句を言ってる暇など無いものね。
猫舎の覆いをめくり上げると、シロママがいた。

ミス河原、ズーズー、小夏、筆、モップ、ヨーコママ、曲がりしっぽのクロ、コキジ、シンクロ、ハッチ、トラピン黒長、コシロロボ、シロママ、アミちゃん洋ちゃん、ケイちゃん、ビータン、クマちゃん、サリー、ミルク、黒丸、花子、シィトットララ。確認猫数28。
猫缶大7個ごちそう缶2個小2個+現場で追加ごちそう缶2個小4個、ドライ1kg、ミルク500ml。

デビちゃんのお家から、うれしい近況が届いた。
トリミングに連れて行って頂いて、美しさに磨きがかかっているらしい。ごはんもぱくぱく食べ、トイレもしっかり使い、「デヴィちゃん」になった。
サークルケージ2階のベッドでこれまで静かに暮らしていたので、先住3♂メンバーと顔を合わせることがなかったのが、そろそろお家に慣れて出てきたところ、末っ子は興味津々遊びたがり、お兄ちゃんは「で・で・で・で・・!!」カーテンの後ろに駆け込み、一番年上の黒猫君は威嚇のシャーをしたけど逆にデヴィちゃんに一喝されてあえなく撃沈。以下続きはおかあさんのお便りからの抜粋。

「デヴィちゃん強し!!!

その後、3ニャンズのご飯の食べ残しを平らげて洗面台に軽々とジャンプしてお水を飲みました。
そして悠々とケージに戻りベッドにジャンプして、毛づくろいを始めました。
お兄ちゃんは恐怖のあまり逃げ惑い、抱き上げた私の顔にパンチして押入れに隠れました。
末っ子はケージの外から「遊ぼう」といって手を差し入れていました。
デヴィがケージに戻ったので3ニャンズも何事もなかったかのようにお昼寝タイムに入りました。
デヴィがあまりにも堂々としているのでどちらが先住猫かわからない程でした。
繰り返していく内にそれぞれ慣れていくと思います。」

様子を想像して、思わずにっこりしてしまった。
(おたよりありがとうございました)


思い出になった雑巾猫サビちゃん




河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Tue, 17 Apr 2007

またまた・・


いつもたのしみに
見ている日没

飽きずに見ていると

やがて闇に包まれる

この雨じゃあ
楽しみはおあずけってことかしらね
>白ママ

雨だ・・・
仕事から戻って サア河原だ
と思ったらドロドロどっかーん
雷が落ちた。
我が家の猫たちが目を丸くして
私のまわりに集まった。
外はザアザア降りで
なんと恨めしいことか。
風は冷たい。敵にすっかり包囲された。
・・こうなったからには突破するしかない。
追加アイテムを準備。
形がおかしくてどう見ても似合わない
レインハット。傘4本。ゴム手袋。
レインコートの下にもう一枚ヤッケを着こんだし
お腹にカイロまで貼っている。
笑ってしまいそうだ。
どうだマイッタか、バーン、とドアを蹴り飛ばして、
いや、蹴り飛ばさずフツーに
レジ袋ビニール袋で幾重にも包んだ
猫ごはんを持ってごそごそ家を出た。
出ればどうってこたあ無いのである。

ミス河原に一本。
ガオの道は閑散。材木置き場大にぎわい。
竹薮は決まったメンバーのみ。
プラス、ヌッシヌッシのヒゲゾウ。
面構えが日に日に大胆になってきた。
ぴんちゃんが必ずあげるうなり声が
弱々しくなってきた。
甲高い調子でひぃーはぁー
しかも、長続きしない。
ヒゲゾウが頑張り抜くのではないかと思えてきた。
トラ地蔵さまも黒長も、
特にぴんちゃんに加勢しないのだ。
どうでもいいようで、通過するヒゲゾウを
ちらっと見るだけでやり過ごしている。

ミス河原、筆、ズーズー、シロママ、ヨーコママ、小夏、ハッチ、シンクロ、曲がりシッポ、コキジ、トラピン黒長、洋ちゃんアミちゃん、コシロロボ、ヒゲゾウ、ビータン、サリー、クマちゃん、キジ丸、シィトットララ。確認猫数25。

ブーはわざわざ濡れて待つ気はないのだろう。通いの子達も、あの雨の中を出てくる事はない。雨が止んだら、食べに来ればよいのだ。しっかり置いてきた。
洗い物に、サリー、小夏が決死の覚悟で下りてきて、あまりの雨に引き返していった。
私はというと、水没した水場に立ち、蛇口に籠を引っかけて、速やかにお皿を洗ってざぶんざぶん水を蹴りながら野球小屋の土手へ戻った。子どもの頃、大雨の後お父さんの長靴を履いて出かけ、わざわざ道の無くなった水浸しの田圃を歩き回って遊んだのを思い出した。
大変だと思えば大変だし、こんな日にわざわざこんな所にいるのがおかしいと思えばオカシイ。
今日は対策もバッチリ決まっていたものだから、
どうだマイッタカ、という気分で、雨を見た。

材木置き場はどうしたことか、いつも竹薮にいるコキジや曲がりシッポ、ガオの道からの避難組、猫たちがひしめき合っていた。

猫缶大7個ごちそう缶2個小4個、薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶2個小4個、ドライ1kg、ミルク500ml。

毎日頑張って食べてるよ>ハッチ



河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Mon, 16 Apr 2007

雨の日



ここにいなさいって言ったって
足場がグラグラして
オマケに雨漏りもするし・・>小夏

あたしはいつもここで
不満はないよ>シロママ

材木置き場のズーズー
の お尻

実はボクも

竹薮よりここが

好きだよ>曲がりしっぽのクロ

雨に降られてしまった。
しょうがない・・
止みそうにないので傘を3本積んで完全武装で出発だ。
ミス河原の背中をタオルで拭いてあげて一本、
ガオの道でズーズーに一本、
竹薮で洋ちゃんアミちゃんに一本、
傘をかざして食べさせた。
思った以上に出席率は良かった。ガオの道エサ台の中の寝箱にはシンクロが入っていた。
薮の裏側の待機場所は水浸しなのか、
みんな諦めて別の場所に避難したようで
出てきたときは濡れていなかった。
ハッチは竹薮に来た。
後で寝箱に入るつもりなのだろう。
竹薮が終わって野球小屋裏手に向かうと、どこからか小夏が走ってきた。キャンプ場側の野球小屋の前は濡れずに食べられる。そこに置いたごはんを見向きもせず、小夏は私に随行した。
裏手でサリーが小屋の下から出てきた。小屋下へ差し込んだお皿をパスして、私の荷物のそばで食べたがる。ドラム缶に小夏が入った。床下にはほかに、黒丸とキジ丸がいて食事にかかっていた。
水浸しの駐車場を歩いて水場へ行き、お皿を洗っている間、サリーが泣いていた。「この雨じゃあいけないよ」「こなくていいよー」

全部済ませて自転車へ向かうと、小夏が追ってくる。
材木置き場にママたちとシンクロがいた。ズーズーもいた。
ガオの道餌台の傘を畳み、お皿を集めているあいだも、ずっと小夏がそばにいる。すっかり濡れてしまった。拭いてあげようとすると、するりと逃げる。なんだかひねくれている。エイッと捕まえ、お風呂上がりの子どもを拭いてあげるような按配でタオルでゴシゴシ拭いた。そのまま小脇に抱えて材木置き場の中段へ、小夏を投入した。ママたちは何事かと顔を並べて見ている。頭の毛が立った小夏が、もう一度下りてこようとするのを、下りてきてはいけない、ついて来ちゃダメだと諭し、自転車に戻る。振り返ると材木置き場の端っこで、じっとこちらを睨んでいた。

雨に濡れて手が冷たい。
完全武装のレインコートも、撥水が完全ではなくなって、長く雨の中にいると服に雨が染みてくる。人間だって寒いのだから、猫だって寒かろう。私のために小夏に冷たい思いをさせて可哀想だった。
雨の日の猫は切ない。

ミス河原、ズーズー、筆、シンクロ、シロママ、ヨーコママ、小夏、トラピン黒長、コシロロボ、洋ちゃんアミちゃん、クマちゃんハッチ、ヒゲゾウ、曲がりしっぽのクロ、コキジ、ビータン、キジ丸、黒丸、ミルク、サリー、シィトットララ、花子。確認猫数28。
猫缶大7個ごちそう缶2個小4個+現場で追加ごちそう缶3個小4個、薬入りa/d缶1個、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。

振り返ると小夏・・
河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Sun, 15 Apr 2007

関係色々


うららか・・

あんまりぼーっとしてると
なまっちゃうから

・・ヒマつぶしに・・

アタックは続く

不思議な関係 その(2)

不思議な関係 その(1)
ミス河原の所で自転車を止める。ミス河原は木の下、ブーは木の枝に止まっていて、ミス河原が土手を駆け上がってごはんのお出迎えに行っている間に、慌てて下りた。戻ってきたところにいると、どうしてキイと言って一発見舞われるのだろう。目をしばしばさせて少し下がる。ここはアタシの場所なのよ、目障りよっ、という感じ。実に気の毒なブーである。二人が顔をつきあわせぬようお皿の置き方を工夫して、それぞれ食事にかかるのを見届けてから次へ向かう。食べ始めてしまうと気にならなくなる。要するに食事前は気が立っているという事かな。こんなに冷たくされてもここにいるのだから、ブーにはたいした問題ではないのだろう。


ガオの道でいつもの子達が続々出てきて忙しい配膳を済ませ、竹薮に向かう。コシロの姿が見えなかった。
ビータンがテーブルの下にいた。そこでそっと食べ、テーブルの下から出ると、ぴんちゃんに襲われて竹薮から追い出されてしまった。冬の間ずっといて、どうということもなかったのに、また、ぴんちゃんのビータンいじめが始まっているようだ。苛められる方にはイジメだけど、ぴんちゃんには食後の腹ごなし、ビータンが可哀想だ。 不思議な関係 その(3)

ミス河原、ブー、ズーズー、小夏、筆、ハッチ、シロママ、ヨーコママ、シンクロ、ミルク、トラピン黒長、洋ちゃんアミちゃん、コキジ、ビータン、曲がりシッポ、クマちゃん、ヒゲゾウ、ロボ、ケイちゃん、花子、黒丸、シィトットララ、サリー。確認猫数28。
猫缶大7個ごちそう缶1個薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶3個小6個、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。


見て見て ゴロン 

 見て見て ダンゴムシ

  「上手に出来た?」 「まあまあ」
不思議な関係 その(4)


河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Sat, 14 Apr 2007

奥手のキジ丸


巣を張った蜘蛛

土手の草

あっちは風がスゴイから

こっち(材木置き場)へ来たの
材木ゴロゴロで足場悪いわね

一皿お願いね>キジ丸

5月の陽気だったとかで、
日中の気温は20度以上あった。

木々は芽吹き、薄緑の若葉が枝を包み
花殻を雨のように降らしている。
土手の草花はどんなに風が強く吹いても
折れずに耐える。
蜘蛛は張った巣にしがみついて
じっと待つ。突然その巣が破られても
へこたれはしない。
また張ればいいのだと
粘り強く生きている。
竹薮の竹に、
オレンジ色のごわごわした固まりが
目立つようになってきた。
何か虫の卵があそこで育っているらしい。
毎年同じように出現し、用事が済むと消えている。
人間だけで世界が動いているわけではない事を、
どの季節よりも実感する春だ。

それにしてもスゴイ風で、
野球小屋の裏手は惨敗。
キジ丸は材木置き場に来たし、
ミルクは野球小屋のキャンプ場側で待っていた。
サリーに食べさせるあいだだけでも
風を止めてあげたかった。
吹き曝されるグランドの水場は避けて
ギコギコ井戸で洗い物をした。

ミス河原、小夏、ズーズー、筆、シンクロ、シロママ、ヨーコママ、キジ丸、ヒゲゾウ、ハッチ、ミルク、トラピン黒長、コシロロボ、洋ちゃんアミちゃんケイちゃん、コキジ、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、花子、サリー、シィトットララ。確認猫数27。
猫缶大7個ごちそう缶1個薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶3個小6個、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。
オマケ画像 キジ丸
怖がりで奥手だから滅多に表に出てこないけど、ごはんへの思いはみんなと一緒 最近写真が撮れるようになった。撮ってみたらオモシロイ子だった。



河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Fri, 13 Apr 2007

オレ、元気になったよ


オレ 来たよ

 あのね オレ元気に・・聞いてる?

 元気にね なったんだよ あっ
 オレの特製曲がりシッポが食ってる・・


連日早めに出てきて、
配膳の先々へついてくるヒゲゾウ。
涎も出ていない。
顔はまだしゃきっとまでは行かないけれど
足取りがとてもしっかりして
元気そうで良く食べている。

目が合うと、ヒゲゾウに特製を出す。
一回でも2回でも、
ヒゲゾウが食べる気力を見せてくれたら
必ず出してきた。
それがいたく気に入ったようで、
お腹が空いてついてくるというより
出してもらうのが嬉しくてあちらへもこちらへも顔を出すようなのだ。

竹薮は変わらず
ヒゲゾウの姿を見るたびぴんちゃんが低くうなる。
出て行けという警告なのだろう。
唸っても逃げないと
終いにはわめく。
唸られてもわめかれても、
ぬっしぬっしヒゲゾウはやって来て
慌てず騒がず
比較的みんなの邪魔にならぬ場所で
私に気づいてもらうのを待つ。
とてもいじらしく、健気で、
お皿を届けずにはいられない。
元気になって良かったね ヒゲゾウ。

ミス河原、小夏、ズーズー、ヒゲゾウ、シロママ、ヨーコママ、筆、シンクロ、ミルク、トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、洋ちゃんアミちゃん、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、コキジ、コハチ、サリー、シィトットララ、黒丸、ムギ、花子。確認猫数28。
猫缶大7個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶2個小6個、栄養スープ、薬入りごちそうふやかしドライ60g、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。
 オマケ画像
ズーズーに意味不明のアタックをかけるヨーコママ

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Thu, 12 Apr 2007

草の中で踊りましょう


 ミス河原に会ったら
 シッポや手っ手を踏まないように
 土手を下りましょう 

 空っぽのお皿を
 さりげなくアピールされますので
 「あっ!からっぽだっ!」と
 驚いてあげましょう

 ええと・・ブーのお皿は?
 「知らないわ」>ミス河原
 じゃあ一人分で良いのかな?

 「・・・」 あっ!!

 淋しげなブーがいるので
 お皿を追加しましょう

 さりげなく呼んであげましょう
 「ブーもおいで」
 「う・う・う・うにゃあ」>ブー

木々が芽吹きはじめると
草の勢いが凄くなる。
あっという間に土手も下の道も
ぼうぼう茂る。
猫たちが埋まってしまいそうだ。
草の中に埋まるのを
猫たちが楽しみだす頃
除草工事が入ることになっている。
毎年毎年お約束のように入る。
そろそろくるかな?

ミス河原、ブー、ズーズー、小夏、シンクロ、ヨーコママ、シロママ、筆、ヒゲゾウ、ハッチ、ミルク、キジ丸、トラピン黒長、コシロロボ、ケイちゃん、コキジ、洋ちゃんアミちゃん、曲がりしっぽのクロ、クマちゃん、サリー、シィトットララ、クロスケ、黒丸、花子。
確認猫数30。
猫缶大6個ごちそう缶2個小4個a/d缶1個+現場で追加ごちそう缶3個小6個、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。

オマケ画像
ヨーコママとズーズーがシッポのダンスを始めたら
筆が割り込んでズーズーたちのシッポが下がってしまった。筆ちゃんが威張っていて、みんなに嫌われているのではないかと心配したけど、実は彼女なりに努力してみんなと一緒に過ごしている。すこし安心した。
材木置き場からシロママが走ってくる。

シッポのダンスには「ごはん歓迎」と、「待ち時間のじれったさを埋める」意味があるようだ。
単にそうするのが楽しいから、でもある。
竹薮の入口で、コシロとぴんちゃんがこちらにお尻を向け、シッポをバッテンに絡ます。幼稚園児のお遊戯みたいに、ゆっくり体を揺すって、高くなったり低くなったりするときも、ダンスが始まっているとシッポはずっと絡まったままだ。
洋ちゃんアミちゃんもやるし、コシロロボケイちゃんトリオもやる。草の中で踊りましょう。
「これより先、ごはん以外進入禁止」
見るととても得をしたような気分になる。


河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Wed, 11 Apr 2007

困り者


丸くなれ?

もう十分丸いわい

これ以上太りとうないわい>筆

ズーズー、筆ちゃんを止められるのは
キミだけだよ
「無理無理無理」

お昼過ぎからどんどん暗くなって、
来るぞ来るぞと思った通り雨になった。
レインコート上下+長靴の完全武装で出発。

ミス河原がびしょぬれで飛び出してきた。
どこで待機していたのか、もうちょっと濡れずに待てる場所はないのか、
濡れたら冷たかろうに、健気に待っているのが切ない。
傘をかざして中に入れてやり、食べさせた。
後で回収に行くと、ミス河原はねぐらに帰ったようだ。
空になった器を、傘が律儀にじっと守っていた。

小夏もシンクロもびしょぬれ。
ママたちは濡れない待機場所を出て
ひゃあひゃあ言いながら体を揺らして走ってきた。
あっという間にいつも通りのにぎわいになった。

筆しっぽのクロは、ムクムク太っていつも恐い顔をしている。
四方八方に向かってとんがっており、
時々ズーズーも
顔面に筆パンチを浴びる。
体では負けていないのだから、
びしっと一発やり返してやればいいのに
ナサケナイ事に、目をしばしばさせて後退する。
勢いのある方が勝ちだ。
筆はガオの道をほぼ制覇した。
餌台の寝箱も独占状態。マダラはここを追われた。
小夏やシンクロは高いところに飛び乗って避ける。
ハッチやママたちは筆との距離を慎重に取る。

手を伸ばすと「触らせるものか」と逃げ
配膳で両手が塞がっているときだけ、
体を私にこすりつけてくる。
おじさんの猫「ケリー」が筆シッポなら、
どうしてサリーたちと離れたのか
不思議でならない。
人に慣れているはずなのに、
置き去りにされて悟ったか、
顔がいつも恨めしい。
目を一文字にして睨む。

私との関係は「そのうちなんとかなるだろう」でいいのだが、
みんなに対する敵対行為はいただけない。

筆シッポ とんがらないで 丸くなれ

ガオの道での配膳を終え、荷物を纏めて道へ出ると、
ハッチが来たところだった。
ハッチ用の特製は荷物の中・・
ガサゴソと、袋からまた出して一皿作った。
雨の日の配膳は
配る方も配られる方も
いつもより時間がかかって大変だ。

トラちゃんぴんちゃん黒長洋ちゃんアミちゃんなど、
待ちわびた竹薮組が材木置き場まで出て来た。
そこに置かれるごはんを当てにして
薮から追ってきたシロママ、シンクロ、
ギコギコ井戸方面からやってきたミルク、
原っぱ隅の倒れ小屋から出向いてきたビータン、
野球小屋から来たキジ丸 などが
ダルマサンガコロンダで足を止めた。
雨に濡れない場所に3つ置いて竹薮へ急行。
竹薮組は素直に私を追いかけてきた。

カイロ交換が無くなったので、寝箱全部を覗かなかった。
クマちゃんはきっと寝箱の中だったのだろう。会えなかった。
マダラは一番最後に、野球小屋の下へ潜り込んで泣いた。

ミス河原、小夏、ズーズー、シンクロ、筆、シロママ、ヨーコママ、ハッチ、ヒゲゾウ、
トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、ミルク、キジ丸、ビータン、曲がりシッポ、洋ちゃんアミちゃん、コキジ、コハチ、黒丸、クロスケ、サリー、花子、ムギ、シィトットララ、マダラ。確認猫数32。
猫缶大6個ごちそう缶2個+現場で追加ごちそう缶3個小6個、薬入りa/d缶1個、栄養スープ、薬入りふやかしごちそうドライ60g、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。


河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Tue, 10 Apr 2007

シロキジ組の混乱



敦子さん 私が花子

あっちが小夏で手前があたし 似てる?

小夏とヨーコママ
手前が小夏

あっちがブーでこっちが小夏
似てる?
「全然似てない」>小夏@ぷんぷん

あっちがブーで手前が・・
「全然似てないってば」>小夏@プリプリ

敦子さん アタシが小夏よ
「ブーだってば」小夏@@!

敦子さん あたしが・・
「こらっ ぴんちゃん!」

本物の小夏でした


ミス河原ポイントに近づくと、
男の子たちが5人ほど、そっと
猫たちの餌場を乗っ取って砦を築いたおじさんのところを覗いている。
先頭の子が勇気を出して一歩踏み込み、手に持っていた石を、力一杯投げ込んだ。
そしてわっと逃げた。笑っている。

ホームレス襲撃事件などニュースで見ると、何か特別なことが起こったように思うのだが、じつにこれだ。

未知なるものへの好奇心、
自分たちと違う世界で暮らす人への敵意、
蔑みもあるだろう。単なる遊びと笑えなかった。

花を毟り 枝を折り
蟻の巣を踏みつぶし
蜘蛛の巣をかき回し
虫を叩きたくなる
動物や鳥に石を投げつけたい衝動、
棒を振りかざして追いたくなる衝動、
弱い者を見つけると苛めたくなる衝動
苛められた弱い者は
さらに弱い者に報復する。
何も起こらないことが退屈だと
水をかけ火を放ち
事を起こして他者を困らせ密かに喜ぶ。

かみさまはどうして人間に
こういう厄介な衝動を与えたのだろう。

ミス河原が元気に出迎え
私が来たのをよろこんでくれた。
ブーは薮にいて、ミス河原に叱られぬように
顔を出さずにじっとしていた。
ふたりが懸命に食べる様子を見ながら、
ああした悪意がこの子たちに
降りかかってきませんようにと祈った。

ミス河原、ブー、小夏、ズーズー、ハッチ、ヒゲゾウ、シンクロ、シロママ、ヨーコママ、筆、ミルク、キジ丸、トラピン黒長、コシロロボケイちゃん、洋ちゃんアミちゃん、コキジコハチ、クマちゃん、曲がりしっぽのクロ、黒丸、サリー、ムギ、シィトットララ。
確認猫数30。
ごちそう缶8個薬入りa/d缶1個+現場で追加ごちそう缶6個小4個、栄養スープ、薬入りふやかしごちそうドライ60g、ごちそうドライ100g、ドライ1kg、ミルク500ml。
カイロ30枚。
カイロはいよいよ本日で終了。使い切りました。
11月下旬から今日までに使用したカイロ約3300枚。
「応援とご支援、ありがとうございました」

オマケ画像 シロママ
「毎日あたたかく寝ました。ほんとうにありがとう」


河原のみんなが明日も無事でいられますように!

Mon, 09 Apr 2007

やけぐい


ヨーコママ
ガオの道で静かに暮らす日々

竹藪を出て、原っぱ隅の倒れ小屋へ
戻ってしまったビータン
ごはんだけは食べに来ているようだ
あまり会えなくなった

草の花はウツクシイ
ヒメオドリコソウ
名前もかわいらしい


元気に出迎えてくれたミス河原は、
私の足の間をシッポを揺すりながらくぐって
それから
ずんずん土手を下りていく。
ミス河原の四角いお尻を頼もしく見ながら
後を下りていくと、薮からブーが顔を出した。
ミス河原は「キイー」と言って、
ブーの顔にパンチを浴びせた。
ブーは固まってしまい、出るに出られない。
ミス河原に食べさせてから、
ブーの分は藪の中へ差し込んであげた。

本日特筆すべきは
こなっちゃんの食欲!

ガオの道餌場では、
シンクロと餌台の上に上がって競うように 
元気よく食べた。
シーバの四角いドライを足してあげると、
さらに勢いが増す。
小夏は竹薮にも来た。
ぴんちゃんの排他的敵対行為をかわし私に寄り添い、しみじみ食べた。
それから野球小屋、洗い場にピクニックみたいについてきて、一皿勧めたら「そんなにいうなら・・」と皿をじっと見下ろして、慎ましく食べた。
昨日の人出の中、どうかいくぐってシトラのおじさんを見つけたのか、後をついて歩き、夕方になると、いつもの場所でサリーやヒゲゾウと一緒に座ってごはんを待っていたとか。ごはんが置いてあっても、直接出してもらわないと納得できないのかもしれない。置いていったごはんは全部きれいに空になっていたから、食べることは食べたと思う。
昨日の空振りを思い出し
ときどき「なにさ」という顔で
恨めしげに私を見たような気がする。
気のせいかな。
いつも小食の小夏がこんなに食べるなんて、
やっぱり「やけ食い」かな。

洗い物籠を竹薮へ戻しに行くと、
テーブル上の寝箱に入っていたシロママが
あわてふためいて飛び出した。
材木置き場が寒いなと思うと、
シロママはちゃんと竹薮に来て
寝箱に入っているようだ。ホッとした。

どうぞまた戻って下さいね、
大丈夫ですからね。

雷雨のあと湿った河原に
冷たい風がぴゅーぴゅー吹いた。
時折遠くの空が雷で光る。雨はまだ降りそうだ。
みんな潜って、シーンとしている。
おどろかさぬよう、そーっと出てきた。

帰り際、ガオの道の薮の下でマダラが泣いた。
マダラの声はすぐわかる。
とても切なくてか細い。
身の太さに釣り合わない可愛らしい声だ。
ガオの道餌場へ置いていこうとした一皿に、
ごちそう缶の小さいのを開けて乗せてあげた。
ズーズーが反応したので、
マダラが食べられるよう、ズーズー 筆 小夏を餌台の方へ誘導した。
ミス河原、ブー、筆、小夏、シンクロ、ズーズー、シロママ、ヨーコママ、トラ