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幸福
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通勤の朝は川に沿って東に走る。帰りは西日を浴びて走る。 夕方川を渡るとき、橋の上からいつも眺める猫たちの緑地に、雲間から光が降り注いでいるのが見えた。川の中にせり出したささやかな森に、竹藪は包まれている。あの中に、虫がいて鳥がいて猫がいる。あの猫たちのもとへ毎日毎日通っている. 「習慣は天からの授かりもので、幸福の代用になる」とロシアの詩人(プーシキン)が言っている。。無限の可能性とか夢とか希望とかいう言葉は、歳と共に血潮を沸き立たせてくれなくなったけれど、猫たちに関わることでこんなに奮い立つ事ができる。人によっては「馬鹿馬鹿しい」ことかもしれないけど、血潮がわいて元気の元なら、いいのではないかと。 草刈りで日焼けして、会う人ごとに「焼けましたね」と言われる。私は幸せだ。 |
