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胸騒ぎの河原
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エサヤリさん情報で、今日はちょっと不安になった。 大きなスポーツバックとカリカリを持った若い男が、昨日の昼ごろ竹藪に来て粘っていたのだそうだ。人懐っこいサビちゃんを撫でていて、その猫はおばあさん、と聞いてすぐ関心を失い、ノコちゃんをなんとかエサで釣ろうとしていたとか。未去勢の若い雄猫を連れて帰って、家にいる雌猫とつがいにして仔猫を産ませたいと言い、猫は一度に5匹も6匹も産むけど全部飼えるのかと聞くと、そんなに産むんですか、一匹でいいんだけど、って。 怪しい。雄の仔猫が狙われている。 簡単に捕まるものか、私だって苦労しているのだ。 でも、何をされるかわからないので不安になった。 ビルの谷間で増えている猫たちの手術に着手した友人夫妻が、連日の出動の合間に立ち寄ってくれた。二人とも手に怪我をしていて、レーコさんの方はもう、もう、見るも無惨に腫れ上がっていた。 このままでは仕事にも差し支えがあるだろうに、今日もめげずに出かけていくその根性に、背中をさすりたくなった。 そして、河原の子ども達の保護も急いだ方がいいかもしれないので、適齢期になったノコちゃんをはじめ、チビまゆ、コキジ、コクニなど、明日、どこまでできるかわからないけど挑戦してみようということになった。 ビル猫と河原猫で、友人夫妻の休日は無くなる。 |
