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Thu, 21 Nov 2002

薬オニギリと親衛隊


いつもの「ねこまぜごはん」から、本日は特別に「お薬オニギリ」を作った。
皮膚疾患用粉薬を芯にしたのと、目鼻くしゃみの風邪薬粉と2種。みんなの顔を思い出しながら、2コと4コ、別にラップで包んだ。皮膚疾患組のまさおくんとクニクニは鼻がしっかりしているためか、オニギリのだんご形を怪しんだのか、首を引いて目をしばたたき、そっぽを向いた。さらにしつこく、どうぞどうぞ遠慮なく召し上がって、と迫ってみた。嫌々口を付けたまさおくんはちょっと食べて場所変えした。
クニクニは頭を振って食べ始めたものの、薬の核心に近づいた所で放棄した。
お目当ての風邪ひき小僧ピンちゃんは現れず。
風邪組は、鼻の詰まった子が比較的だまされて食べてくれた。
食べ始めを注意深く見ていても、ちょっと目を離した隙に他の子と入れ替わっていたりする。もっと時間のあるときに出直しだ。とても大事なことなのだ。猫たちに薬を飲ませるのは難しい。今日迷ってやめにした手法は、まんべんなく薬を混ぜ込んで、トッピングに「ごちそう缶」。
いつものごはんで包んで、「一生懸命食べているうち薬も飲んじゃった」を目論んだ今日の手法は、最終的には目標を達したのかどうかわからなくなってしまった。もっと小さなオニギリだったらいけたのかも。

食べ終わったチーコが、朝日の当たる所へ出ていった。東向きに香箱作って目を閉じる。
ノコちゃん、頭一つ下がって、同じ姿勢でチーコに倣う。
ノコちゃんがチーコに寄り添う姿はこの所頻繁に見ていて、猫にも人(猫)恋しい秋なのか、寒いからただなんとなく誰かにピトしたいだけなのか。
その対象が何でチーコなのか。
チーコも寄り添われて、満更でもなさそうだ。
かといって嬉しそうでもなく、いつものように愛想無しで、その時向いた方向のままじっとしている。
「チーおねいさん・・今日のお日様はありがたいですね」
「・・」
「・・なんだか神様に会っているみたいですね」
「・・」
しばらくしたら、今度は「尊敬しちゃうなー」のコシロが増えていて、なんともまた無神経に、チーコの顔を斜めに見る格好で対峙していて、でかい体で日射しを遮っている。
それでもチーコは動かない。怒ってもいない。
この3人の奇妙な固まりにチビまゆこちゃんが加わり、後ろに回ってチーコのおしりの方にうずくまった。目を閉じた3人の後ろで、どうしたら良いか考えている。
3親衛隊に囲まれて、なんだか幸せそうなチーコだ。

猫たちが神々しい。



河原猫の日記



    
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