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チーコ危うし
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昨日竹藪を出て帰ろうとしたとき、向こうの草の中でチーコが、“おなじみの”ポーズで力んでいた。 こちらもつい立ち止まって眺めていると、なんとも正体のないウンチをタラタラして、つらそうに見えた。そこへコシロがいそいそと近づいていって、顔の方から挨拶した。無神経なやつだ。 いつの間にかチーコの1.5倍に成長した。チーコはいつまでもやせっぽちで小さいから追い越されてしまった。 「チーおねえさん、こんにちは。何してるんです?」 「・・・」 「だってホラ、今日はお天気も良いし」 「・・・」 「存在感って言うのかな、ボクなんかにはとても真似できないナ、尊敬しちゃうなー」 チーコは憮然と、振り返ってニオイなど確かめることも、砂掛けもせず、去っていき、代わりにコシロが頭を下げて匂いを嗅いでいた。 そんな事があった翌朝なので、チーコの不調は予定通りなのかもしれない。でも、ごはんに出てこない、それどころでないなんて事は本当になかった。誰かいない、重要な誰かだ、誰だっけ?と猫舎を覗いてみたら、真ん中の見晴らしの良い箱から顔を出して、けだるそうに私を見た。 お母さんの子、クロちゃんの妹、不治の病、青っ洟、小さいけれどしっかり者で、誇り高き裏ボスチーコ、 復活してほしい。 |
