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3様の新しい子
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サビちゃんの「あっかんべえ」は慢性化してしまった。 そうしているのが自然なことなら、多少だらしのない印象は否めないものの、まあいいか、という気がしてきた。 何度かエサ場を出て行ったり戻ってきたり繰り返しているウチ、ついに私が一息ついて座った所に出くわし、別にそういうわけでもないんだけどね、って口の中でもごっと言いながら通り過ぎ、背後からピト。気持ちは十分伝わってきたので、持っていた櫛とタオル片とで梳かしたり拭いたりのサービスをした。すっかり身をゆだねて、サビちゃんの柔らかいこと。 猫舎の屋根から昼寝しながらそれを見物していた黒叔父ジジも、出張サービスで拭いてあげた。ハナ垂らしていたからね。でも、これは期待されていなかったようで迷惑がられた。遠のいてすぐ元の場所に戻ったので、気持ちは良かったらしい。もう一回、今のちょっとやってみてくれてもいいよ。催促された。 エサ場のラッシュアワーが終わっておおかた片づき、毛布もすっかり干して、そんなふうに座ってのんびりしていたら、遅組に知らない子を3匹見た。控えめで怯えた顔のシロキジと、丸顔のガチャ三毛、そして小さいキジ猫。シロキジは女の子で、サビちゃんと私の近くをうろうろした。思い切って声をかけ、そっと手を伸ばしたらか細く泣いた。捨てられた子かな。「小夏」と命名。 猫舎台の下の暗がりで、なんだか真っ黒けのキジ猫のチビがばくばく食べていた。「コキジ」と命名。「片目」と同じくらいの大きさだけど、兄妹ではない。はち合わせしたとき敵意あらわに唸っていた。用心深そうなガチャ三毛はカメラを向けただけで緊張して逃げた。「丸子」と命名。 この子達はこの場所にずっといられるだろうか・・ |
